ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 21-30 > Part 27 > おばあちゃんの絵 2016/04/18 292 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/15 12:12 おいらが消防のころ、おばあちゃんが亡くなりました。 おばあちゃんは、ちと有名な絵描さんでした。 なくなったとき、地元のデパートの最上階で追悼個展を開きました。 それは、基本的なスタンスとして、売買や譲ったりというのはなしということだったのですが ある、おじさんがどうしても欲しいと言うので、ばあちゃんが最後に描いた絵を 譲ることにしました。 それから、2年ほど経った今その絵は家に有ります。 そのおじさんから連絡があり、その絵を引き取ることになったのです。 293 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/15 12:21 続き 絵を持って行った当初、おじさんは絵をちゃんと飾っていたらしいのですが 一年ほど経ち新しい絵を購入し、ばあちゃんの絵を押入れにしまったのだそうです。 その家には、霊感の強い娘さんがいて、絵を買ってきた当初から「あの絵はさびしい」 としきりに言ってたらしいのですが、絵を押入れにしまってから娘さんが 「夜中になると、家の中を見知らぬおばあさんが歩き回ってる」 と言うのだそうです。 日が経つにつれ、「昼夜とわず家の中を歩き回って何かを探している・・・ このままでは、ノイローゼになりそうだ」 どうやら、そのおばあさんは押入れから出てくるらしいのです。 押入れを調べたおじさんは、あの絵のことを思い出し、有名なお寺さんにもって行きました。 すると、「この絵の作者は、自分の息子を探しているんです」・・・・・・・・・ 結局、オレのオヤジが長男ということで家にくる事になりました。 絵が来た当初は何も教えてくれませんでしたが、俺が中学生の時に真実を教えてもらいました。 以上です。 長くてすいませんでした。 |♀゚≡)) B! LINEへ送る - Part 27, 洒落怖