ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 11-20 > Part 16 > ベビーカーの中 2016/04/02 172 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/08/05 01:36 ある地方都市に出張に行った時の話。 毎朝ジョギングをするのを日課にしてるオレは、出先でも早起きして ホテルの周囲を走ることにしている。その日も6時過ぎに起きて朝食前に 体を動かそうと外に出た。 地理が分からないのでとりあえず公園を見つけてその中を走ることにした。 朝早いのでまだ人がほとんどいなかったが、何周目かでベビーカーを押したお婆さんが 目に入った。何度か同じ所を走るうちにそのお婆さんと孫と思しき2人の近くを 通ることになった。その時、2人の会話?が耳に入ってきた。 「陽子、もう帰ろう」「はい、分かりました」 汗をぬぐうフリをして瞬間振り返るとベビーカーの中にいたのはしわくちゃの赤ん坊だった。 お婆さんと思っていた女の人は白髪でやつれてはいたが実は40才過ぎぐらいだった気がする。 オレは見てはいけないものを見た気がしてすぐにホテルに帰った。 B! LINEへ送る - Part 16, 洒落怖