洒落怖超まとめ

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ラッパ

   

306 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/09/15 03:34
短いけど私の体験談を。

小さい頃はよく秘密基地とゆうものに憧れたものだ。だから私も当時一番仲のよかった友人と
近くの森の用水路の流れる下あたりに、小さな草原のような空間を見つけ、そこを秘密基地と称していた。
用水路の反対側は、数キロにわたって森が続いているため、そこに足を踏み入れることは、かなりの時間がかかる場所。
私と友人は嬉々として、いろいろ置きました。一番興味のあった火をおこす場所とか作りました。

その日はとても天気がいい昼間でした。
私と友人がいつものように石積みで作った場所に火をつけ、意味もないのにヤカンを載せ沸騰させ遊んでいました。
おままごとだったと思います。
そしたら、用水路の向こう側から、なぜかラッパの音が聞こえてきます。
遠くから、だんだんこっちに向かって。そしてもっとも近づいたであろう時に、音は止まりました。
一瞬、何がなんだかわかんなかった私たちですが、きっと誰かがラッパの練習でもしてるのだろうと思い、気に留めませんでした
そしたら、いきなり。
ラッパの音が増えて(重奏?)音が大きくなる。草を踏む音。
私と友人はいい加減怖くなり、慌てて火を消し走って逃げました。
しかし、音は消えない。逃げてるはずなのに、音の音量は変わらない。

やっとのことで人通りの多い道路に出たとき、音はなくなっていました。

たいして怖くなくてごめんなさい

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