ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 21-30 > Part 24 > ロフト 2016/04/15 325 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/01/22 17:17 大学時代に友人(体験者)から聞いた話です 大学からの帰り道に私はその友人と、何処かで呑もうというこ とになり、友人宅の近くの居酒屋に二人で呑みに行きました。 大学での事などを話したりして、だんだんと話しも盛り上がっ てきて、更に友人の家で呑み直そうということになり、友人宅に向かいました。 友人は一人暮らしをしていて、間取りは四畳のキッチン、六畳 の部屋、そしてちょうどキッチンの上にあたるところに四畳位 のロフトがあるアパートの角部屋でした。六畳の部屋から階段 で上れる、ロフトには布団が敷いてあり、友人はベッドルームとして使っていました。 コンビニで買ってきた、ビールを呑みながら友人と私は朝まで呑み続けそうな勢いで呑んでいました。 久しぶりに友人の家に遊びに来たので、私は座ったまま部屋を いろいろ見回していると、ロフトの階段部分にお札があること に気づいて、友人に冗談交じりでなんのお札なのかと聞くと、 実家から送ってもらったお札だということでした。 そして、友人がこのアパートで起こった出来事を話し始めました。 326 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/01/22 17:18 友人はいつものように、帰宅し就寝しようとロフトに上がり敷いてある布団にもぐって、床に就いたそうです。 大学に行った後に、バイトをしてからの帰宅のため疲れていたのですぐに眠れたそうです。 何時間か眠ったところで、友人は物音がするので起きたそうです。 アパートなので、隣の住人が騒いでいるのだろうと思い、疲れ てることもあり布団を頭から被って、寝なおしたそうです。 そして、次の日もいつものように眠っているとまた夜中に物音がするので起きたそうです。 その物音というのは、ロビーや待合室のような人の往来が多い ところのように、雑談や足音などが混ざってできるザワザワとした感じの音なんだそうです。 話し声に似たような音も、ついさっきまで寝ていたこともある せいか、はっきりと聞き取ることができなかったそうです。 327 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/01/22 17:19 次の日も、友人は眠っているとそのザワザワとした物音に起こされたそうです。 いい加減毎晩も続くので、大家さんにクレームを出そうと思い、 本当に毎晩隣人が騒いでいるのかちゃんと確かめてからクレー ムしようと思い、布団の中で聞き耳を立てていたそうです。 頭も冴えてきて、だんだんとその物音が聞き取れてきた時、友人はおかしい事に気づいたそうです。 友人の部屋は角部屋にあるので部屋は隣に一つしかない筈なのに、その物音は両隣から聞こえてくる。 さらに耳を良く澄まして聞いていると、それは両隣から聞こえ ているのではなく、どう考えてもその友人の六畳間の部屋から していて、両隣から聞こえているように思えたのは反響してロフトに届いているかららしいのです。 友人は、別に金縛りになっているわけでもないので、布団から 這って出てロフトから恐る恐る下の六畳間を覗いてみたそうです。 すると、その六畳間一杯に白い服を着た人たちが埋め尽くして いて、ロフトから覗いている友人の方を見上げていたんだそうです。 その人たちはうっすら青白く光っていて、軽く左右に揺れていたそうです。 友人はあまりの出来事にその状態のまましばらく向き合ったま ま硬直してしまったが、急いで布団に潜り込んで、怯えながら震えていたそうです。 でも、いつの間にか眠ってしまったそうです。 329 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/01/22 17:20 そしてその事を実家に電話したところ、親がそのお札を送って 来てくれたそうで、そのお札が届いて以来は何も起こらなくなったそうです。 でもお札が届くまでは家で寝るのが怖くて、ほかの友人宅に泊めてもらっていたそうです。 私が座っている所にその白い服の人たちが立っていたと思うと、怖くて一気に酔いが醒めてしまいました。 その話を聞いてからロフトはトラウマになりました。 長文すみません。 B! LINEへ送る - Part 24, 洒落怖