洒落怖超まとめ

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体験談(未完成)

   

554 名前:通りまんこ 投稿日:01/10/11 01:36
400 :derivatives :01/10/08 21:26
それでも彼女は起きない。というか、薄めでぼ~っとしている。
正面に回るため、恥ずかしいのを覚悟でボンネットに半身をあずけ
て、彼女の目の前で声をあげた。しばらくして、彼女の目が少しずつ
見開いた。明らかに恐怖の様子、かつ苦しそう。しかも何かわからんが
車の中がどんどん曇っている。その瞬間、俺の焦りは頂点に達した。

後部座席に誰かいる? 一瞬であるが、人影が見えてすぐに下に
引っ込んでしまった。もうそこから俺は半狂乱。車のドアにバコバコ
に蹴りを浴びせ続けた。通りがかりの兄ちゃんも異常さに気づき、
急いでドアを開けようと手伝ってくれた。友人達もさすがに焦った
のか戻ってきた。大混乱。車の中は、まるで冬場にエアコンを失敗
したかのように真っ白(そんときは5月)。俺は、石で後部座席の
窓をぶち破り、急いで中の鍵を開いた。
そのとき、何か触った。ヌメリとした、何とも言えない、よく
わからない。ドアを開けると、俺は急いで彼女の無事を確かめた。
中はぐっしょり。スプリンクラーを撒いたよう。結局、友人に頼み、
彼女と一緒にタクシーで帰ってもらい、俺は窓の割れた車で急いで
現場をあとにした。
その後、後からきた友人の後日談を聞いて絶句。

555 名前:通りまんこ 投稿日:01/10/11 01:37
401 :derivatives :01/10/08 21:33
霊感のない?俺には気づかなかったが、友人らは車に乗っていた
とき、実は妙な感覚があったという。丁度六本木トンネルに差しか
かったところから、突然、「席の割り込み?」をくらったように
後部座席で圧迫感を感じていたそうだ。(なお、当時の配置は
俺:運転席、彼女:助手席、野郎の友人×2:後部座席)
そういうの早く言え!
後日、あんまり、幽霊とか信じないのだが、知り合いの住職に頼み
一応車の御祓いと御札をもらった。

駄文ですまん。この後、2回不思議な現象に出会う。うち一つは
俺が被害者?。幽霊自体をはっきり見たわけではないので、この
スレと趣旨が合わなかったかもしれん。もし、皆OKがでれば
また書き込む。

556 名前:通りまんこ 投稿日:01/10/11 01:37
409 :derivative :01/10/08 23:46
お言葉に甘えて残りも書き込みさせて頂く。正直、ずっと心に封印していた
出来事なので、ここらで吐き出したいというのが本音。たまに思い出すと、
ブルーになっていた。
2番目は、出張した先のビジネスホテルでの出来事。ホテル名はご勘弁。ただ、
場所だけを言うと、京都である。
その日は、出張のまとめをするために、ラップトップを持ち込んで報告書を
作っていた。次の日の朝には、東京に戻らなければならなかったので、夜通し
の作業となった。
AM2:00頃だったと思う。ふと、「ミシ、ミシ」という何か木の割れる音が聞こえる。
実家が木造だったことから、慣れ親しんだ音であったので、当初は無視していたが、よく
考えたら、ここはホテルで鉄筋のはず。部屋を見渡すが誰もおらん。音は
入り口に近い方から聞こえるので、そちらに向かう。すると、その変な音は突然止まり、
今度は風呂場から、何か落とした音が響いた。
風呂場に向かう。誰もおらん。しかし、また入り口の方から、「ミシ、
ミシ」と音が聞こえる。
怖いという感覚以上に、乗っていた仕事を中断されたことに腹がたったので、ぶつぶつ
文句を言いながらフロントに電話しようとした。ベッドに座り受話器を手にしたとき、
今度は、肝が縮むような音が聞こえた。

557 名前:通りまんこ 投稿日:01/10/11 01:38
410 :derivative :01/10/08 23:59
「あ゛~」という声が背後から聞こえる。すぐに振り向くとやはり誰も
おらん。流石に怖くなって、部屋中の電気を急いでつけた。
一瞬だけ白い?塊みたいなものが視界に入る。目で追うが捉えられない。
また視界に入る。すぐに目で追う。これを繰り返すうちに、また風呂場で
音がする。誰もいない。再び入り口で、例の「ミシ、ミシ」。
浴衣のまま、廊下に飛び出ると、俺は急いでフロントに向かい、事情を
説明した。一緒にフロントのスタッフに来てもらい、30分ほどしても何も
おきない。部屋をかえましょうかと言われたが、あと数時間で朝になり、
チェックアウトするから、もうこの部屋でいいと答えてしまった。それが
失敗の始まりだった。

411 :derivative :01/10/09 00:14
フロントの人間が帰った後、ちょっと疲れたのでベッドの上に
うつぶせになった。20分くらい仮眠したのだろうか。コンタクトした
ままだったので、目が痛くなっていた。目薬をうとうと、起き上がろうと
したとき、後で、なにやら気配がする。
直観的に嫌な予感がしてすぐに振り向けなかった。耳をすますと、
かすかにヒソヒソと話声がきこえる。しかも、1,2人じゃない。まるで
談笑?のように何人ものヒソヒソ声が後で聞こえたのである。
フロントに電話しようとしたが、怖くて動けない。後も振り向けない。
必死に心の中で、お経(ナンマンダブしか知らんのだが。。)をとなえ
続けた。しばらくして、その声は突然消えた。もっとも、それから30分
くらいして、はじめて俺は後ろを振り向くことができた。
当然、俺はすぐにチェックアウト。そのまま、朝まで歓楽街を歩き
周り、なるべく人の多いところに向かった。

何かはわからん。あのとき、振り向いたら何が見えたのか。。。
幽霊とは思いたくない。気のせいかもしれん。疲れていたのかもしれん。
ただ、振り向かなくてよかったとは思う。


559 名前:通りまんこ 投稿日:01/10/11 01:38
412 :derivative :01/10/09 00:20
最後の経験は、今年の夏のこと。具体的には、何かを「触った」
経験になる。
前述の2つとは異なり、少し長い話になりそうなので、明日の
夜にしたい(明日の朝はすごい早いので)。別に引っ張る気はない
のだが。。スマン。

421 :derivatives :01/10/10 01:25
残業で遅くなった。明日は前半休なので少し楽。。最後の話をさせて頂く。
今年の夏、私は過労から体調を崩して都内の某病院に入院した。病院名は勘弁。
当初、私のかかった麻酔科・ペインクリニックの病棟が満員だったため、急遽
空きのあった、脳外科の病棟に入院することになった。部屋は4人部屋。もっとも、
最初の数日は、私以外にもう一人がいたものの、彼の容態は悪化しICUに行って
しまったため、結局、私一人で4人部屋を使うことになる。
部屋は格段珍しさもない普通の病室であった。ただ、気になったのは部屋に
ところどころあったシミである。当時、たまたま「回路」という映画をみていた
こともあって、そのシミに妙な嫌悪感を感じたものの、取り敢えずは気にしないで
いた。

561 名前:通りまんこ 投稿日:01/10/11 01:39
422 :derivatives :01/10/10 01:35
最初の異常を感じたのは、入院して3日目の夜。普段夜遅くまでおきている
ためか、なかなか寝付けなくずっとTVを見ていた。ぼ~と、画面を凝視して
いてのち、ふと誰かの気配に気づく。殺風景な病室に一人がいやだったので、
そのときは、アコーディオンカーテンを閉め切っていたため、その外側は
当然「影」以外みえない。気のせいかもしれない。でも、確かにカーテン越しに
誰かいた気配を感じた。気を取り直し、その日は、テレビを付けっ放しで床に
つこうと思ったので、切れ掛かったTVカードを買い足そうと病室を出た。
映画のせいもあり、どうしても隣のベッドのシミが人の形にみえてしまう。
気のせいと言い聞かすと、自販機で新しいカードを購入した。帰り際に
看護婦さんが、ステーションにいるのを確認して安心する。

423 :derivatives :01/10/10 01:41
病室に戻る。テレビが消えていた。。。カードの残りは少なかったが、確か
あと30分くらいはあったはずなのに。自然とシミの方向に目線がいく。気持ち
形が変化しているように、そのときは見えた。縮こまってた人間が、徐々に
体を伸ばす感じである。
この時点で、かなり取り乱していたのだが、1.看護婦さんが近くにいたこと
2.人間の脳は、何気ない木目や影を都合のよい形に、頭の中で補完しがちである
こと、を思い出し、パニックになることはなかった。その日は、その後寝ることが
できた。

562 名前:通りまんこ 投稿日:01/10/11 01:40
424 :derivatives :01/10/10 01:48
次の日の朝、点滴の交換に来た看護婦さんに何気なく、昨夜の妙な
体験を話した。ややベテランの方で無愛想。「そんなことあるはずない
でしょ」と言われ、テキパキと一通りこなすと、他の病室にいってし
まった。ちょっと腹がたったが、ま~、確かに偶然だろうと自分を
納得させた。その日の夜は何もなかった。ただ、その次の日の朝に
なって、第2の奇妙な出来事がおきた。

425 :derivatives :01/10/10 01:58
その日の午後は、ブロック注射をうってもらう予定があったため、
病室で待機していた。病室はほんわかと暖かったので、少し眠気が
やってくる。ブロック注射の予約があったので、寝坊しないために、
俺は目覚まし時計を確かにセットすると、そのまま眠りに落ちた。
しばらくたって、看護婦にたたき起こされる。寝坊した。そんな
はずはと思い、目覚ましに目をやると。。。。おかしい。時計の
針は、私が眠ったあとぐらいで止まっていた。しかも、肝心の目覚まし
のタイミングが、夜中の3時(am3:00)に変更されている。看護婦に
は寝ぼけていたのだろうと言われたが、全然納得がいかない。確かに
目覚ましはセットした。自慢じゃないが、こういう失敗はしたことが
ない。その時点で、再び3日目の夜の「怪現象」が頭の中でフィード
バックした。すぐに、例の「シミ」の方向を目をやる。「おいおい、
形、また変わってねえか?」

563 名前:通りまんこ 投稿日:01/10/11 01:40
427 :derivatives :01/10/10 02:10
無理を言って入院したせいもあり、病室の変更を頼むことは
できない。不安な状態で、その日の夜になった。
カーテンを完全に締め切り、読書灯は全部オン。TVも当然
付けっぱなし。恥ずかしい限りだが、ベッドの布団から、足の
先さえ出るのも怖かったので、体を縮めて布団を被るように
横になっていた。しばらくして、看護婦が走ってやってきた。
「どうしました?」と尋ねると、どうやら、隣の「無人である
はずのベッド」から、ナースコールがかかったらしい。
一気に鳥肌。30近いことも忘れて、思わず看護婦に怖いと
なきついた。看護婦曰く、「たまに機械の調子が悪いとこういう
こともある」とのこと。そんなことでは納得がいかず、俺は
遂に病室を変えてほしいと願ったが、他はほぼ満杯であり、
かつそんな夜中に移動もできるわけはない。しばらくうなだれたが、
看護婦の困った顔をみていると、情けなく感じたため、一言
謝って、その場を収拾した。

564 名前:通りまんこ 投稿日:01/10/11 01:41
428 :derivatives :01/10/10 02:22
ふと思う。。。「シミ」どうなってるんだろ。。カーテンの向こう
側に目をやる。何か嫌な感じ。エアコンが効いているせいか、微妙に
カーテンがふらふら揺れている。確認したいが見たくない。
その後、不安な気持ちのまま30分くらい経ったときだろうか。
カーテン越しに物音。確実に。車輪の音。自分もしていたのでわかった
のだが、これは点滴台が動く音であった。恐怖感で絶叫することは
なかった。というより、声が出なかった。ひたすら音の聞こえる方を
凝視。嫌なことに、音は「例のシミ」のあったベッドから、おれの
カーテンの正面に移動しているように思える。ここで、冷静にも
疑問が浮かんだ。「点滴台なんて、俺のこれしかないのに。。」
今思うと、頭が悪いのだが、ナースコールを押すというオプション
は全然浮かばなかった。圧倒的な怖さと、妙な「確かめたい」という
気持ちがブレンドしたのか、私は目で「音」の方向を追うことだけ
しかしなかった。

429 :derivatives :01/10/10 02:32
読書灯全開で、外は真っ暗のため、当然カーテン越しの影などは
見えない。「あ~、こっちの影は丸見えなんだろうな~」と、アホ
な心配がなぜか頭に浮かぶ。しばらくして、音は消えた。
この時点で初めてナースコールを押す。看護婦さんのライトが
見えた瞬間、体の硬直が突如解けた。わずか1時間かそこらの間に
どっと疲れたため、詳しく事情を説明する気にはなれなかった。
何か物音がしたことを説明すると、部屋全体の明かりをつけて
くれて、看護婦は帰ってくれた。その後、30分程度に1回に
見回りにきてくれたこともあり、その後は何も起きず休むことが
できた。  もっとも、例の「シミ」は、やっぱりまた変化している
(拡大?)ように思えた。明日になったら、シミを洗おうと決意
しつつ、そのまま眠りにつく。

565 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/10/11 01:41
オカルト板の、しかも現在進行形のを
コピペされてもねえ・・・
正直無駄なスレ消費だな。

566 名前:通りまんこ 投稿日:01/10/11 01:43
>>565
そうかもね。このスレのネタ切れっぽかったから、いいかなと
思ったけど。やめとくわ。

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