公園にて
469 1/2 sage 2005/06/01(水) 00:03:49 ID:wBtwKAY40
>>467
>>1よく読んでなかった・・・ごめんなさい
三~四年前の夏
所用があって、隣町に行った。
なんだかとても暑い日で、移動手段が自転車しかなかった僕には、とても辛かった。
用事も無事に済み。「さて一息つくかと」ちょっとした高台にある公園へ。
その公園は、坂道の行き止まりにあり、昼間は人気もまばらで、
車の営業マンが坂に車を止めて、昼寝してるぐらいのもです。
入り口から真っ直ぐ見た場所に、ベンチがあり、その向こうは斜面。
当然安全への考慮として、公園はフェンスに囲まれていて、
フェンスと向き合う形でベンチから風景を眺めようと、腰を下ろした。
時間は昼ぐらいで、軽食でも買ってくればなぁと、後悔したのを覚えています。
タバコを吸いながら、ボーっと30分ぐらい過ごしたでしょか。
ぼちぼち帰るかと、立ち上がろうとした矢先でした、
471 2/2 sage 2005/06/01(水) 00:05:26 ID:T1hd/QjQ0
グイッ!!
と、背中に背負っていた鞄を思いっきり引っぱられ、後ろに転げるように倒されてしまいました。
そこは夜になると、町の不良が集まる有名な公園であった事もあり、場所の選択を誤ったと、瞬間的に考えました、が。
誰も居ません。
さして広い公園でもなく、入り口に戻らなくても下っていく道の途中までが見えます。
それでも倒されて数瞬で走り去る事が出来るほど、狭くもありません。
足音の一つも聞こえなかったわけですし・・・
倒れて居続けるのもなんでしたし、何より怖かったこともあり、すぐに自転車にまたがり、帰ることにしました。
最初の一漕ぎに力を込めた時、耳元で
「××××××」
女性の声だったと思います。
なんと言われたのかわかりません。
兎に角、全力で家まで辿り着き、あら塩を辺りに撒いてまわりました。
なんだったんでしょ?