ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 51-60 > Part 56 > 大きな人 2016/05/15 952 名前:1/2 投稿日:03/10/29 23:35 しょうがないね。 実話を一つ。 これ、でも友達の話です。そこはご勘弁。 ある有名な霊山にそいつが車で出かけた話です。 夏、友人は車2台連なってある霊山に出かけた。 霊感の強いメンバーが2名ほど居て、車中に居る頃から 「様子がおかしい。」のは気が付いていたそうだ。 ハッキリと様子がおかしいと気が付いたのは帰りの道中。 夜になっていたんだが、車がどこに居るのか良く解らない。 ずっと林道を走っているんだが、町に着かなくなった。 時間的にはとっくにどこかの町に出てもおかしくない。 遅くなってから、霊感の強いメンバーが「もうどこかをグルグル 回っている可能性が高いから、日が出るまで仮眠しよう。」 という提案が出て、場所が場所だけに周囲も仕方無く同意した。 953 名前:2/2 投稿日:03/10/29 23:36 深夜になって仮眠していると、誰かが真っ暗な山中なのに現れた。 「おい。何してる。」と。 とても音響が大きく、ぶっとい声だったそうだ。 「いや、これこれで・・。」と一人が説明すると、「早く帰れ。」 と一言だけ言ったそうだ。 そのとき、車の中の人間が見たものは、異常に背が高い人間だったと言う。 窓から見える腰が車のルーフにあるくらいの、とても大きな人物。 車の後ろの方から現れて、前方に去ってゆくシルエットを見たら、 ゆうに3メートルはあって、2人連れ。のっしのっしと歩いていたそうだ。 おかしいのは藁で出来た腰巻のような、彼らは古代人のような格好を しているシルエットで、それは現代人のものでは無かったそうだ。 翌朝、もう一台の車の連中にこの話をしても、そんな声は聞こえ なかったと言う。 かなり大きな声だったのに・・・と彼は言っていた。 B! LINEへ送る - Part 56, 洒落怖