ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 31-40 > Part 38 > 奥のドア 2016/04/29 340 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/19 13:54 数年前、家族旅行でM県のT羽に旅行に行った時の話。 水族館と駅が接続していて、大変混雑している。 他にはこれといって取り得のない場所。 とあるホテルに着き、通されたのは最上階の6階の部屋。 夜中も夜中、寝ているとふと 中居さんらしき着物を着た人がぼぅとうっすら立っている。 ぉゃ?何だろぅ・・こんな時間に・・ 今時流行らない短いソバージュの髪に着物とはこれいかに。 ところが、 中居さんらしきは無言で部屋の隅のドアーを開けて出て行った。 部屋の入り口ドアーとは違う寝ている部屋の奥のドアーを開けて帰ったのだ。 (一体何の用だ?ばかやろぅ。いや待てよ。 この部屋の奥にドアーが何故あるんだ? 夢だ?なんだばかやろぅ・・) 朝、夕べのことが気になって妻に 「この寝てる部屋の奥にもうひとつ部屋がないか?」 調べると部屋の奥に2重になったような見えない場所に 「危険です。開けてはいけません。非常階段です」 と張り紙がしてあった。そこをひょいと開けると 1階まで直行の真下が見える人ひとりがやっと降りれる かなり危険な鉄製の非常階段であった。 さあ飛び降りて下さいと言わんばかりに。 高所恐怖症はこんな部屋に通されたら危険だな。ビビったな。 B! LINEへ送る - Part 38, 洒落怖 ホテル・旅館