洒落怖超まとめ

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奥のドア

   

340 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/19 13:54
数年前、家族旅行でM県のT羽に旅行に行った時の話。
水族館と駅が接続していて、大変混雑している。
他にはこれといって取り得のない場所。

とあるホテルに着き、通されたのは最上階の6階の部屋。
夜中も夜中、寝ているとふと
中居さんらしき着物を着た人がぼぅとうっすら立っている。
ぉゃ?何だろぅ・・こんな時間に・・
今時流行らない短いソバージュの髪に着物とはこれいかに。
ところが、
中居さんらしきは無言で部屋の隅のドアーを開けて出て行った。
部屋の入り口ドアーとは違う寝ている部屋の奥のドアーを開けて帰ったのだ。
(一体何の用だ?ばかやろぅ。いや待てよ。
この部屋の奥にドアーが何故あるんだ?
夢だ?なんだばかやろぅ・・)

朝、夕べのことが気になって妻に
「この寝てる部屋の奥にもうひとつ部屋がないか?」
調べると部屋の奥に2重になったような見えない場所に
「危険です。開けてはいけません。非常階段です」
と張り紙がしてあった。そこをひょいと開けると
1階まで直行の真下が見える人ひとりがやっと降りれる
かなり危険な鉄製の非常階段であった。
さあ飛び降りて下さいと言わんばかりに。
高所恐怖症はこんな部屋に通されたら危険だな。ビビったな。

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