洒落怖超まとめ

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性欲にまさるものなし

   

俺が大学行ってた時の知人の話

そいつは当時、安アパートに住んでいたんだけど
エアコンなんて贅沢品は無いから、部屋の窓と台所の窓を開けっ放しにして寝てたらしい。
ある日、寝苦しさに目を覚ますと台所の方に人が立ってるように見えたんだって。
一瞬泥棒か?と思ったらしいんだけど、こんな安アパートに泥棒に入るバカはいないだろうと思い
気のせいかと考えて再度そちらを確認… やっぱり誰かいる。
臆病者のそいつは「起きてるのを気付かれたらマズイ」と思ったらしく
薄目を開けて様子を見ていたらしい。
すると、その人影がこちらにスーっと近づいてくる。
少し近づいてきた時点で、その人影は女の人っぽいことに気がついた。
セミロングの髪を無造作に垂らして、色っぽい薄い色のワンピースを身につけた女は徐々に近づいてくる。

その時にそいつは気がついた。
「足音がしない!」その安アパートは一応フローリングだったらしいのだけど
古いだけあって、少し歩くだけでミシミシ音がしていたらしい。

薄目を開けたまま、近づいてくる女の様子を伺う。
この頃はもうヤバイ感じがして、手にぐっしょりと汗をかいていたらしい。
少し俯いている女の表情は髪に隠れてはっきりとは見えない。
口の辺りがなんとなく見えるだけだったという。

女はとうとうそいつの枕もとまでやってきた。
そいつを見下ろすような位置に来た時、
顔で唯一見えていた口元がニヤリと笑ったように吊り上がる。
「ウワーーーーー起きてるの気付かれてる!!」
「このままだと殺される!!!」
そう考えてパニックになりかけ、女の口元から目をそらした時、
そいつは別のことに気付いた。
すらりと伸びる脚、その上にある腿の付け根の部分に目がいった。
「うはっwww!!モロっwww!!!」
そこにはワンピースと同じような色の下着が…しかも下着どころかヘソの辺りまで見えてる!!!
「どうせ殺されるなら…」そう考えた時は既に頭の中のどこかが壊れていたんだろう。

トランクスの脇からみっともなく顔を出していたティンコを握りしめ(;´Д`)ハァハァ!
次の瞬間「ひぃっ!」という女の声が聞こえたかと

 - Part 81, 洒落怖