洒落怖超まとめ

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情事の果て

   

9101 2008/03/23(日) 15:26:35 ID:FI8VmVXPO

流れ読まずに書き込みゴメン。
これは、実際に昨年俺が体験した話で、俺からしたら本当に怖かった。
オカルト板来たのが今日初めてだから、ここのレベルではどうかよくわからない。

とりあえず書いてみます。
えーと、あれは10月頃。
俺は一人暮らしの大学4回生で、就職もきまり、単位も卒論もなんとかなりそうで浮かれてた。
コンビニの準夜勤をしてたから、二時前頃かな。自転車で自宅マンションまで、帰る途中。
ひどい雨で、傘はコンビニで客の忘れ物をぱくってきたけど靴がずぶぬれで最低の気分だった。
家までは自転車で40分くらいかかる。
やっと家のすぐそばってとこまで走って、途中でバス停があるんだけど、そこに女の子が座ってた。
一応申し訳程度に屋根があるから、雨宿りかなあとも思ったけど風もあったし女の子はずぶ濡れだった。
見た感じ少し年下くらいで、大人しめな服装だったからちょっと心配になってつい声をかけた。
ここらへんはバイクのプチヤンキーがたむろってるからからまれそうだなって思って。
「なんか困ってるんですか?雨宿り??」って俺。
その子は若干おどおどした感じで顔をあげた。
「友達と喧嘩して車降りちゃって。家も遠いしタクシー通りかからないかなって待ってたんですけど、、」
話を聞くと、一時間以上タクシーは通りかからないらしい。それで途方にくれてたらしい。
電話して呼ぶにも番号がわからなかったらしく。
思えば104とかで聞けば良かったのにって感じたが、その時は俺も思いつかなかった。
見た感じがごく普通で怪しくなかったのと、本当に途方にくれてる感じがしたので、俺はつい心配になってしまった。
「うち、すぐ近くなんで良かったら来ますか?うちにタクシー呼びますよ」
それでその子はうちにくることになった。

9112 2008/03/23(日) 15:42:20 ID:FI8VmVXPO

なんか無駄なことまで書いて長くなっちゃったんで、ここから省略。

とにかくその子はうちに来た。
タオルだけ貸して、お茶でも出してるうちにタクシー呼ぼうと思ったんだけど、なんかうちに今日は帰りたくないと言い出した。
親と暮らしてるからこの時間に帰るのはかえって気まずいらしい。
俺は一人暮らしだけど、彼女がいたしちょっとまずいかなとは思ったけどここまで連れてきちゃったものはしかたがない。
ひとまずずぶ濡れだから、シャワーをすすめて着替えを貸した。
その後はまぁ、なんやかや。そんな気は本当になかったんだけど、やたら積極的で見た目に似合わず物凄くエロかった。
フェラが上手くて、玉部分からアナルからなめまくられた。
Eカップくらいある胸を触ると、軽く触っただけで乳首がたって、あそこもぐちょぐちょだった。
しかもピル飲んでるというから、俺は生まれて初めて生でやって、中だししてしまった。
その後もあれこれ話したら、笑顔が可愛くて話してて楽しい良い子だった。
まぁ、朝になってタクシーを呼んで、帰っていった。
連絡先交換もしなかったから、一晩良い思いしたなー彼女に申し訳ないなぁと思ってた。


9243 2008/03/23(日) 19:19:17 ID:3pD0FIz6O

それから一月くらいたって、同じ曜日、また同じように深夜のバイト帰り。
バス停でその子にあった。
最初からなんか違和感があったけど、違和感の中身には気付かなかった。
女の子はその日は座ってなかった。
また会いたくて、待ってた、と言う。
まずいな、って思った。
前述の通り彼女がいて、先日のことは軽はずみで無責任だったと後悔していた。
だけど、深夜だったしこちらに責任もあるからとりあえずその子を連れて帰ってしまった。
結局、彼女がいるとは言い出せなくて前と同じ展開を辿った。
駄目な奴だと思うけど、正直それくらいその子のセックスがすごかったから。

それから、週1ペースでその子は俺をバス停で待ってるようになった。

9264 2008/03/23(日) 19:43:00 ID:3pD0FIz6O

ある日、まずいことに彼女と一緒に居るときにその子に会った。
その日はたまたまバイト休みで、11時くらいに彼女とバス停の前を通った。
その子は座ってた。
いつもはバイト上がりの2時前くらいに会うから、その子が何時から待ってるかなんて気にしてなかったけど、その時わかった。
その子は毎週何時間も俺を待ってたんだ。
そして、二度目あった時感じた違和感にも気付いた。
その子は、いつも初めて会った時と全く同じ格好だった。
俺は、背筋がヒヤリとしながら、何気ない顔で彼女とその子の前を通りすぎた。

その時。うつむいていたその子が顔をあげてニタリ、と笑った。
ぞくっとするような嫌な笑い方だった。
俺は彼女の手前、走り出したくなる気持ちを抑えて歩き去った。

気まずいのも手伝い、俺はなんとなくバイトを昼型に変え、その子に会わないようにした。
そのうち、就職先の研修が地元で始まるということで、ひとまず部屋はそのままにいったん地元へ戻った。



実家に帰ってしばらくして、携帯に下宿先アパートの管理会社から連絡が来た。
隣近所から騒音の苦情がきてるらしい。
実家に帰ってるんだから、騒音なんて出せるわけがない。
釈然としない思いだった。
それからしばらくして、今度は悪臭の苦情があると連絡がきた。
なんかおかしいと思いながら、ちょうど戻る時期でもあったのでアパートに戻った。
それが二週間前のことなんだけど。

部屋を開けた瞬間、酷い臭いに吐き気を催した。


9316 sage 2008/03/23(日) 20:48:07 ID:FI8VmVXPO

ひどい臭いは、クローゼットからしてるようで、意を決して開けてみた。
そこは、気持ちの悪い液体でいっぱいだった。
吐しゃ物と思わしきものや、排泄物、髪の毛がぐちゃぐちゃになってて、真ん中に金属の空き缶みたいなのがあった。
中には、赤黒い、血のようなものが満たされていて、その中に鼠の死骸みたいなものがあった。
ひぃ、っと俺は尻餅をついて倒れた。
天井が見えた。そこには赤い血で
「私たちの愛の結晶です」
と書いてあった。

警察には届けたけど、あまり真剣には捜査とかしてくれない感じ。
怖くて、霊能者とかいう人に見て貰いに行ったら、物凄い生霊が見える、と言われた。

四日前引っ越したんだけど、夜中になると、窓をかりかり引っ掻く音が聞こえる。

全部本当の話なんで、俺にとっては現在進行形で死ぬほど怖い。
どっから書いていいか、どこを省略すべきかわからなくて長くなってしまった。
すみません。


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