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新聞配達

   

26 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/21 16:58
新聞配達のバイトをしてた時の体験談です。

当時、私が配達を受け持っていた区域に古いアパートが建っていたんですが、
そこの2階の一番奥にちょっと気味の悪い部屋がありました。
毎朝4時半頃に、朝刊をドアの新聞受けに突っ込むんですが、
階段を降りる前に、必ず「カタン」と音がして、振り返ると新聞がなくなっているんです。
最初は「早起きの人が居るんだなぁ」なんて思っていたのですが、
それが毎日続くので、ちょっと気味が悪くなってきました。

新聞を入れた後、試しにドアの前でちょっと待ってみたのですが何も起きません。
あきらめて階段の方へ向かうと、背後で「カタン」と音と共に新聞が引き込まれました。
古いアパートなのでドアに覗き穴も無く、これはたぶん足音なんだと考えました。
そのアパートは階段も通路も金属製なので、足音がカンカンと響きます。
その音でタイミングを計っているのだろうな、と。

それである朝、2階に上がる時に靴を脱ぎ足音を忍ばせて配達してみました。
新聞を入れる時も、音を立てないように細心の注意を払って。
その甲斐あってか、階段を降りる時も新聞が引き込まれることはありませんでした。
何となく駆け引きに勝ったようないい気分でアパートを後にしました。

次の日の配達では、靴を脱がずに普通に足音を響かせて階段を上がりました。
奥の部屋の前に来た時、足裏でジャリッと音がしました。靴底ごしに小石のような感触。
足下を見ると、粉々に砕けた牛乳ビンの破片があたり一面に散らばっています。
頭からス─と血の気が引いた瞬間、「カタン」と軽い音が聞こえました。
視線を上げると、新聞受の隙間から白い手がヒラヒラと手招きしていました。

38 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/21 18:47
俺も新聞配達をしていた時の体験談を一つ話そう

俺が小学6年生の時新聞配達のバイトをしていた。
配達先に、ある病院の女子寮があって、そこの2階の
新聞受けに毎日配達していたのだが、2階に上がる
には急な階段を登らないといけなかった。
毎日同じ時間に配達していると、出勤時間が重なるのか
看護婦さんと階段ですれ違っていた。当時子供心に上を向いて
階段を上がっていくと看護婦さんのスカートの中が見えてしまう
と思い、うつむいて階段を急いで上がっていた。
毎回そんな感じで配達してると、何時の日か看護婦さんの
方からすれ違い様に「ごくろうさん」っていってくれるように
なった。
そんなある日、何時ものように階段を上がっていくと上から
看護婦さんが降りてくる気配したので、小走りに俯いて階段を
上がっていき、すれ違いざまに挨拶しようとしたら、そこに居
たのは全裸のオバサンだった。「もぅー」と叫んで俺に抱き付き
「うぁうぁ」とか言いながらキスされまくった。俺が固まっていると
奇声を上げながら物凄い速さで外に出て行った。

あれは一体なんだったのだろうか?これが俺のファーストキスだった
ということは言うまでも無い。

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