ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 51-60 > Part 51 > 有刺鉄線の向こうに 2016/05/11 637 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/02 17:00 今年のお盆に七人ぐらいで地元では超有名な心霊スポットに行った時、 そこはいかにもって感じの廃墟になった民宿でそこには今までいろんな奴らが入ってその民宿は結構荒らされてました。 いつの間にかそこには有刺鉄線が付き、中に入るのがかなり困難になってしまいましたが、無理やり みんなでその民宿に入り、とりあえずグルっと回ってこようとしたとき 霊感が強い友人が「あかん!あかん!めっちゃこっち誘ってる。しかも隠れてる。 俺しか見えへんのに。」とか言い出し、俺らは「ああ、またや。こいつまた 俺らビビらそうとしてる。」とか思ってる瞬間、その霊感強い奴が出口にダッシュ! それ見たほかのツレもダッシュ!有刺鉄線関係なくとれあえずダッシュして出口まで出てきました。 俺は着てた服が有刺鉄線で軽く破けてへこんでいると、1人 のツレが「あかん!ハット落としてきた。誰か一緒に取りにいかへん?」て言い出した のでとりあえず3人で取りにいくことにまりました。指スマで取りに行くアンラッキー君 決めてたらまた霊感強い奴が「おい!ハットあきらめろ!もう帰るぞ!」俺はズボンが 破れたのにムカついていたのでそいつに「こら!お前さっきからなにビビってんねん! お前がダッシュせんかったら俺のズボンもあいつのハットも無事やってんぞ!」 ってそいつに食って掛かろうとしたとき、「お前あの有刺鉄線の向こう見てみいや。」 見てみるとその有刺鉄線の向こうで小さい子供っぽい人が妙にガラガラ声で ツレのハットを人差し指で回しながら、「こいや。こいや。とりにこいや。」って。 それ見た俺らはもちろん普通に帰りました。初めて幽霊みました。 長くなってすんません。 B! LINEへ送る - Part 51, 洒落怖