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無念

   

514 本当にあった怖い名無し 2005/08/10(水) 01:08:30 ID:HLd5VMiG0

友達の彼氏がむかしソープの店員やってて、その頃に店で起きた話。
浅草にあるそのソープに、Aという熟女が働いてた。まじめに働く
彼女が、ある日から無断欠勤。連絡がとれない日々が続いた。
Aが無断欠勤した最初の日。
そのAと仲の良い、そこで働いてる女の子が店のトイレに入った。
「きゃ~!!」
突然店内に響く叫び声。かけつける従業員。「どうしたんだっ!」
「窓に・・・Aさんが・・!!」震える声で答える女の子。

その子が入ったトイレの窓は開いていたらしいんだが、
その店の建物と隣の建物とはわずかしかスペースがなく、とても人が
立てる隙間がないのだそうだ。そこにAがにこにこ笑いながらいたと言う。
「まさか~。」「疲れてるんじゃない」半信半疑でなだめる従業員。
しかしその後も欠勤しているのに自分の個室から出入りするAを見た
という女の子が続出した。

さらに何日かして店に警察から電話がきて、事件となった。
Aは恋人がいた。高校生ぐらいの娘と暮らしていたが
その娘とAの恋人ができてしまった。Aが何か自分の夢のために
貯めていた金に目がくらんだ男は娘をそそのかし、Aの金に手をつけた。
それがAに発覚し娘と共謀して殺してしまい、死体を遺棄、逃走。
店はしばらく大騒ぎだったらしい。
浅草のソープ街は古く遊廓の跡地であり、千束あたりに確か遊女の
ための慰霊碑があった記憶がある。他の店でも幽霊が出る店は多かったと
友人の彼氏は話していた。

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