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良くわからない

   

596 本当にあった怖い名無し 2005/05/18(水) 22:19:10 ID:TFx+o9nX0
両親から聞いた、ちょっと怖い話
8年くらい前になるだろうか… 両親と親戚のおばはん一人で四国に旅行に行った。
四国の88箇所めぐりだっけ? その帰り、ホテルに向かうはずが道に迷ったのか
街灯一つない真っ暗な山道を走っていたらしい。引き返そうにも道は狭く切り返せない、
真っ直ぐ走れば街に出られるだろうと思い、ひたすら進んでいく…
対向車も後続車も民家も、なにもない真っ暗な道…
地図を見ていた母も目的の道とはちがうことに気づき始めた。

すると、遠くから対向車が来た。山道に入ってから始めての対向車だったらしい。
両親はすぐに相手に止まってもらうよう合図をし、やっと見つけた対向車も止まってくれたらしい。
両親が「この先には何があるんですか?」「この道を進んだら街にでられますかね?」、すると女性は(相手は女性だった)
「よく分からないんですよ…」と一言、そのまま走り去ったらしい…

両親は感じ悪いなぁと思いながら、とりあえず行けるところまで行こうと考え、
また真っ暗な山道を走り続けました。相変わらず、民家も曲がる道も後続車すらない道

最後には道が無くなっていました…(舗装された道はなく獣道に行きついた)

両親は車の向きを変え、来た道を帰り始めました。
その車内で、「この先には何がある?」 「よく分からない」…?
対向車のヘッドライトがかすかでも見えた記憶がない。民家もない…あのひとどっから来たの??

極めつけは親戚のおばさんの一言、助手席に子供が乗ってたね。
止まって話をした時も、ずっと正面を向いて、こっちには見向きもしなかった。と…
両親は子供の姿にはまったく気付かなかったそうです…

両親はぞーーーとしたと話していました。

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