洒落怖超まとめ

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蜘蛛

   

109 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/13 12:20
スレ違い気味の怖い話。
俺は蜘蛛が嫌いだ。死ぬ程嫌いだ。
何気に壁を見て掌くらいの蜘蛛が歩いていたりすると、
背筋が凍りつく。この恐怖、ゴキブリ嫌いの人になら分かって
もらえるだろう。

そんな時は殺虫剤を死ぬ程かけてやるんだが死なない。
カサカサカサーってな感じで逃げ足速いしな。
で、考えたんだよ。殺る(誤字)には火炎放射しかない。
ライターと殺虫剤を使ってな。(危ないから真似するなよ)
これで何匹か仕留めて自信を深めていたんだ。

ある夜電気を消そうと蛍光灯の紐に手を伸ばしたときに、
天井を這う不気味な物体を発見した。
蜘蛛だ。しかも腹に何か抱えてる。これは放置できない。

蜘蛛の進行方向、室内の僅かな空気の流れ、経験から学んだ
直感を駆使して火炎を放射。
その瞬間何かが弾けた。空から何かが降り注いだ。
「なんじゃ、こりゃ!!」
落ちてきたものを確認するために床に目をやると……
蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛
「蜘蛛があぁぁ」
浴びました、子蜘蛛ちゃん。
床に落ちた子蜘蛛は、まるで蜘蛛の子を散らすように……。
って、そのまんまだな。

それからは蜘蛛を見つけても殺すの止めました。
でも、気持ち悪いので出来れば会いたくない。
蜘蛛嫌いの人スマン。次は怖い話を書こう。

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