洒落怖超まとめ

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衝撃

   

34 本当にあった怖い名無し sage 2005/10/15(土) 16:39:08 ID:cwMk0gpS0

あれは中学生の時の話。
私が住んでいるところは近くに山が多かったのです。
だから友人の家に遊びに行くのも一苦労でした。。
急な勾配の坂だったので、自転車に乗りながら上ることが出来ませんでした。
というか体力がありませんでした。
いつもなら18時前には見たいアニメなどがあるので帰宅する所を、
その日は22時すぎまで遊んでしまっていました。。
親からのお叱りの電話で帰宅することになりました。
息は急な勾配の所為で苦労したが、帰りは快適な下り坂。
これも友人宅に遊びに行った時の楽しみの一つでした。
私が住んでいるところには山があると書きましたが、
それは奈良にある山なんです。要するに田舎なのです。
だからなんか竹がいっぱい生えている所とかがあったりします。
その辺りは昼でも暗い感じのするところでした。
だから不気味に思っていたのだけど、近道だったので
登校の時とかにそこを使っていました。その日も帰り道にそこを通りました。
22時すぎくらいだったので何か怖いことがおこるんじゃあないか?
とか思いつつ、怖がりながらもスピードを出して一気に坂を下りていきます。

35 本当にあった怖い名無し sage 2005/10/15(土) 16:39:38 ID:cwMk0gpS0

続きです

そんなことが起こるわけがないとか考えていたら、後ろから軽トラが来ていました。
スピードが出ていた私は、道を譲るよりも、このまま一気に坂を下りたほうがいいな、
と考えたので、さらにスピードを出して行きました。
と、そこに後ろに衝撃が走りました。
私はハンドル操作を誤り、見事に溝に落ちちゃいました。
ハンドルがお腹に当たったり、膝を擦りむいたりで半泣きになっている私に、
軽トラのオジサンが「大丈夫かー?」という声をかけてくれました。
とりあえず、溝から助けてくれたオジサンに礼を言うとオジサンが
とんでもない事を言いやがりました。
「後ろに乗ってた子はどうした?」
そんな子知りません。というかその言葉を聞いて血の気が引きました。
そしてオジサンは怪我をしていた私を家まで送ってくれました。親には凄く怒られました。
次の日に友人にその話をすると「あの竹藪の所はお地蔵様とかいっぱいあるからなぁ」
とか言われてビックリしました。というか私はそんなの知りません。
それ以来、怖くてその道を通ることができません。

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