洒落怖超まとめ

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見つめる目

   

675 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/07/02 17:52 ID:FS5ta4fg
じゃ折れも一つ。

折れんち、高校の時に新しく家を建てたんだ。で、それまではなんとなくって感じの
ことしか体験してなかったんだわ。だけど新築してから凄いのを連発するようになってしまって・・・。
とりあえず何個かをピックアップして書いてみる。

パート1 「見つめる目」
その日は確実に来るという予感があった。なぜなら2週間くらい前から毎日毎日ちょっかいを
受けてた俺は、寝る前から変な空気というか、独特の重い雰囲気ってのを感じ取れるように
なってたから。気を紛らわす為に、適当にCDをかけてから床についた。確か時間は1時くらい
だったように思う。

「仕事のためにどうしても早く寝ないと・・・」

そう意識しても簡単に寝れるような雰囲気ではなかった。どこをどう向いても
視線を感じるのである。以前にもこのようなことがあったが、今回はそれを
上回る気配。どうやっても寝れそうになかった。

676 名前:675 投稿日:04/07/02 17:53 ID:FS5ta4fg
それでもしばらくするとウトウトし始めた。だが、次に意識がはっきりしたときには
金縛りの状態であった。金縛りにはしょっちゅうなっていたから、特に驚くことも
なかった。しかも、寝る前にあのような気配しかなかったのだからどうしようもない。

「どうでもいいから早く寝させてくれ・・・」

と自暴自棄になりながら、この状態に身を任せる俺。
しばらくすると目を開けられることに気がついたので、とりあえずと思い、おもむろに目を
開けてみる・・・。すると天井にじっと佇む二つの目。しかも、じっとこちらを見て視線を
外さない。一瞬、何がおこったか全くわからず、ただ呆然とそソレと視線を合わせる。
すると・・・間違いなくこっちを見ながら笑うソレ。パニックになった俺は視線を左側に移す。
するとどうだろう?電源が切ってあるはずのテレビに何か映ってる。よく見ると、
人一倍大きい目がこちらを見て笑ってる・・・。

677 名前:675 投稿日:04/07/02 17:55 ID:FS5ta4fg
とりあえず視線を外そうと天井以外のところに目をやると、そこら中に目が浮かんでる!
あまりの怖さに目を閉じると、「ククククク・・・」と女の声があたりに響き渡る。
そこで意識を失ってしまった。

次に目を開けた時にはまだ1時30分だった。再度寝付こうとしても、先ほどのことが
あって簡単には寝られない。ようやく寝付けたのは3時を回る頃。次の日の仕事は
あまり手につかなかったのはいうまでもない・・・。

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