ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 31-40 > Part 38 > 障子 2016/04/29 328 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/23 20:42 大学時代、クラブの合宿で大学の蓼科にある保養寮に泊まった。 夜中にトイレに起き、部屋に戻る途中の廊下を歩いていると、 障子を破っていきなりパンチが繰り出された。 驚くよりも、後で寮長に怒られるだろうと思い、 手が引っ込むや否やバンッと障子を開けた。 しかし部屋には誰もいなかった。 あれ? どこに隠れたんだ、と思って部屋に入ろうとすると 手も触れないのにいきなり鼻先で障子が閉められた。 このときになってやっと恐くなった私が、部屋に戻ろうと回れ右下とたん バリバリバリッと一斉に障子が破れる音がした。 後ろも振り返らず一目散に部屋に逃げ帰り、皆をたたき起こした。 しかし、皆で先ほどの部屋にいってみると、障子は破られておらず 綺麗なままだった。 翌日寮長にそれとなく聞いてみると 「ああ・・・日が悪かったな」 と言われ、それっきりになった。 B! LINEへ送る - Part 38, 洒落怖