ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 31-40 > Part 37 > アメーバ 2016/04/28 173 名前:167 投稿日:03/05/10 03:18 じゃあ、書くよ。 映画「人食いアメーバの恐怖」は実話だった! 皆さん、ポールニューマン主演の「人食いアメーバの恐怖」という映画をご存じだろうか。 そう、アメーバが人を襲って成長し、段々と大きくなっていく、というお話だ。 実はこれと似た話が実際に存在するのです。 人を襲うアメーバ。それは私たちのごく身近にいました。それがフォーラーネグレリア(Naegleria fowleri)といわれるアメーバです。 1965年オーストラリアで人体感染第1例が発見されで以来、現在150例ほど報告されています。 日本では1979年、初めて報告されました。Naegleria fowleri は、劇症で急激に致死的な経過をたどる原発性アメーバ性髄膜脳炎を引き起こします。 症状としては2~15日の潜伏期間を経て、激しい頭痛・38~41℃に達する高熱を引き起こし、その後味覚・嗅覚の変化・嘔吐・痙攣・昏睡をおこし、発症から3~7日で死亡、致死率は95%以上に達します。 その後の病理解剖では脳が原形をとどめないほどにぐちゃぐちゃだったそうです。 Naegleria fowleriは普段湖沼で生活しており、ヒトが湖沼などで水泳をしたときにヒトの鼻粘膜に侵入し、嗅神経に沿って直接脳に侵入します。 このアメーバは、至適温度が、35~46℃なので、水温が上昇する夏季の水泳には注意が必要です。 また浴槽が汚染されると、アメーバを至適温度で飼っていることになり非常に危険です。 B! LINEへ送る - Part 37, 洒落怖