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接続詞

   

716 本当にあった怖い名無し sage 2005/05/21(土) 03:53:18 ID:TFcL0its0
「そして、、、それから、、、(低音、言語不明瞭)」 
 by 留守番電話に入っていたメッセージ

 昔、深夜の2時頃、ふるちゃんと車で墓地の脇を通りかかった。そのとき、全身が金色に光る人のような物体が目の前を横切った。
 私は敢えて何も言わなかった。
「おい、今、何か目の前を通ったよな?」と、ふるちゃん。
「おまえもやっぱり見たんだあ」と、私。
 そいつは跡形もなく消え失せたが、そいつが通りを横切って、その先には壁しかない。その壁は墓地の外壁であった。
 家に帰り、留守電を聞く。すると、上記の不気味なメッセージが。私はふるちゃんに電話をかけた。
「変な留守電入れるな!」
「何言ってんだよ?」
「おまえだろ、変な留守電入れたの?」
「それって、もしかして、何言ってるかよくわからない、接続詞みたいな言葉じゃねえのか?」
「そうだよ」
「うちにも、そして、とかなんとかいう留守電が入ってたぞ」
 私は心底震え上がった。ふるちゃんと話していると、たまにこの話が出るが、この声の正体は未だにわからない。しかし、二人に悪いことも起きてはいない、と、思う。

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