眠りを妨げるもの
118 本当にあった怖い名無し sage 2005/04/27(水) 18:00:53 ID:hyCgnoOm0
ある晩の話です、私は風邪をひいてしまいました。
いつも寝ている部屋ではなく、親が住んでいる方の家で寝ていました。
丁度3時を回った所で、階段から誰かがあるって来る音がしました。
何故かゆっくりとあるって来ました。
私は親が様子を見に着たのかと思い、そのまま寝ていました。
すると…仏壇にある鐘のような音が聞こえました。
何処か寂しそうな感じがして、鐘の音とともに近づいて来ます。
自分の部屋の前でふっと音と気配が消えました。
少したって急に古いドアを開ける音が聞こえて、誰かが部屋に入ってきました。
直感で親ではないと思い、布団の中で震えていました。
すると誰かが自分の寝ている布団の上に乗ってきました。
なんだか子供のような重さで、布団越しにも冷たさが伝わってきました。
強気な自分は、布団を跳ね除けてそれがなんなのか確かめてみました。
だがしかし。布団の上には何も居らず、気のせいだと思いまた眠りにつくことにしました。
またしばらくたって、ふと目を開けてみると…
顔のすぐ近くに青白い痩せこけたお坊さんが私を睨んでいました