洒落怖超まとめ

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遠心力おばあちゃん

   

116 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/16 22:58
ある深夜タクシーの運ちゃんが、ちょっと寂しい小道でおばあさんが手を挙げているのを見つけました。時間は丑三つ時。
運ちゃんは「こんな時間に…、まさか幽霊じゃないだろうな」と思いながらも、おばあさんには足があったので乗せました。
「どちらまで?」
「この先の、○○霊園まで」
運ちゃんは怖くなりました。なぜ、こんな時間に墓地へ?こんな仕事はさっさと終わらせてしまおうと思い、ものすごいスピードで目的地へ向かいました。
「このカーブを曲がれば○○霊園だ」
運ちゃんは猛スピードでカーブを曲がり、霊園前に停めました。
「おばあさん、着きましたよ」
と、後ろを振り返るとおばあさんがいません。
「ひぃーーー」
運ちゃんは家に飛んで帰り、布団に潜り込んでガタガタ震えながら夜を明かしました。
朝、日が昇ると共に恐怖心も薄れ、夢だったということにしようと自分に言い聞かせ、タクシーの点検を始めました。
そうすると、後部座席の窓ガラスが割れていました。
実はおばあさん、カーブを曲がるときあまりのスピードだったため、遠心力で外に放り出されてしまっていたのでした。

おしまい。


119 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/16 23:49
>>116
多分、あなたが放り出したおばあさんなんですね・・・
早朝(午前3時くらい)に出張のため、いつもより早起きし
駅へ車で向かっている途中、血だらけのおばあさんを発見しました。
場所が○○霊園周辺だったため、幽霊かと思いましたが足があったので
急いで車に乗せ、病院に向かうことにしました。
おばあさんは、かなりの出血だったため、猛スピードで病院に向かいました。
数分後、近くの救急センターについたのですが、おばあさんが
いないのです。後部座席には、血の後すらなくもぬけの殻・・・
「ヒィーーー!?」
私は家に飛んで帰り、布団に潜り込んでガタガタ震えながら夜を明かしました。
朝、日が昇ると共に恐怖心も薄れ、夢だったということにしようと自分に言い聞かせ、
車の点検を始めました。
そうすると、後部座席の窓ガラスが割れていました。
実はおばあさん、カーブを曲がるときあまりのスピードだったため、
遠心力で外に放り出されてしまっていたのでした。

おしまい。

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