ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 31-40 > Part 39 > 長崎のホテル 2016/04/30 108 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/25 21:02 長崎にあるホテルの話。 実在するので名前は伏せておきます。 ある福岡にすむ男友達5人がバイクで長崎まで旅行に行った。 日帰りで帰るつもりだったのが、帰りが遅くなったので 一泊しようということになり、その長崎●●ホテルに泊まった。 シングル5部屋をそれぞれ借りたのだが、Aくんは601号であった。Aくんが夜寝ていると窓が開いていてカーテンがバサバサとゆれている。 耳障りだったので窓を閉め、また眠りについた。 しばらくするとまたバサバサと音がする。 閉めたはずなのに、寝ぼけてたのかなと思い、また窓を閉めた。 するとまたカーテンがバサバサとなり、窓が開いている。 気味が悪くなったAくんは一緒のホテルに泊まっている友達に電話をした。 しかし友達は笑ってとりあってもらえない。 「いわくつきのホテルには、壁にかかっている絵の裏にお札が貼ってあるらしいぜ~」 Aくんはベットの頭元にかかっている絵を恐る恐る裏返したが そこには何もなかった。 110 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/25 21:02 その夜Aくんは部屋の電気をすべてつけ、バサバサという音に悩まされながら 一夜を過ごした。次の朝、友達4人を部屋に呼んで昨夜の不可解な出来事を話し、 みんなで部屋を調べはじめた。 そこで友達4人はAくんの話が嘘ではないことを知った。 確かに絵の裏には何もなかった。だが、 ベッドの下、一人用のソファーの下、見えない場所のいたるところに お札がベタベタベタベタベタベタベタベタと貼ってあったのだ。 40枚弱はあったとのこと。 5人はそのまま転げるようにホテルを出、福岡に戻った。 ホテルの人には何もいわなかったから601号はそのままだろう、 行ってみたら怖い経験ができるはずだと彼は話すが、 その部屋に一人で泊まる勇気は私にはない。 B! LINEへ送る - Part 39, 洒落怖 ホテル・旅館