ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 31-40 > Part 36 > ノック 2016/04/27 649 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/06 22:54 「この話を聞くといつか壁をノックされて、その数をノックし返さないと災いが降りかかる」ってのがあったよね。 某所で似たようなものを見つけますた 仮にA君ってのがいて、やはり例のノックの話を聞きました。 彼はとてもこわがりだったので、いつノックが来るかと毎日おびえていました。 何日かたった夜、部屋で寝ているとついに「コンコンコン」と3回、壁の中からノックが。 Aくんは飛び上がらんばかりに驚きましたが、「同じ数のノックを返せば助かる」というのを思い出して 3回ノックを返しました。 どうやら何も起きないようです。 助かった…と思ってベッドにもぐりこもうとしたその瞬間、またも壁の中から「コンコンコンコンコン」と五回ノックが。 A君は急いで、5回きっちりと返しました。返したとたん、また「こんこん」。 A君は2回ノックを返しながらも、もしかして一晩中続くんじゃ…と震え始めました。 でも、ノックはそれきり返ってこなくなりました。 30分ぐらい待ってみましたが、壁の中からのノックが来る気配はありません。どうやら終わった…と胸をなでおろしながら、ベッドに入ろうとしたその時、 部屋の四方の壁から 「ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカ!!」 と無数のノックが!! …って言うお話。 やっぱ、最後のも数えて返さなくちゃだめでつか?と思うともう。 後日談として、朝A君の母が起こしに行くと、 虚ろな目で壁を叩き続けていたというのが丁寧に添えられております。 想像したらものすごく怖くなりまつた B! LINEへ送る - Part 36, 洒落怖