ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 21-30 > Part 30 > 異常な人 2016/04/21 425 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/03/11 15:34 異常な人間って、怖いですよね。 自分はその異常な人間によって、危うく死ぬ所でした。 2年前、自分がまだ高校生の時、友達に芦田って奴ができたんです。 しかし、そいつは結構周りから嫌われてたんです。けど自分は 芦田とは仲が良くなってって、その頃は、何でみんな嫌ってるんだろう? とか疑問に思ってたりもしてたんです。けど、そのうちに だんだん芦田の異常さを思い知らされる事になったんです。 ある日、自分は暇だから芦田と遊ぶ事にして、芦田の家に行ったんです。 部屋は確かに軍ヲタみたいな感じの部屋で、銃のプラモ?みたいなのが たくさん並べられていました。そして、物騒な事に、本物らしき コンバットナイフ?みたいな鋭い刃物が刃を剥き出しにして飾ってあったんです。 自分はちょっと引きましたが、話題が無かった為にそのコンバットナイフを 手に取り、「これかっこいいよなー」とか言って、話を合わせたんです。 すると芦田は一瞬目が凄く大きくなって、優しそうな顔が一瞬にして 鬼のような形相に変わり、「さわるなあああ!」と叫び、自分が 持ってるコンバットナイフを取り上げようと、襲ってきたんです。 426 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/03/11 15:35 自分はかなりビビッたが、芦田と争うつもりは全く無いので、 怯えながらも「ゴメン、触っちゃマズかった・・・?」とか言って 宥めながらそのナイフを返したんです。しかし芦田の表情は戻りません。 何か物凄く重い空気が漂ってたんで、自分は軽く「ゴメンってばー」とか 言って流そうとしたんです。しかし、それが間違いでした。 何と芦田は、自分の手の甲にそのナイフを思いっきり刺したんです。 自分は、苦痛に耐えれず、叫び声をあげてもがき苦しみました。 その時の芦田の表情は、もう人間の表情とは言えませんでした。 その事件で芦田は、その後精神病院に送られました。 今も多分居るのでは無いでしょうか。自分は、3週間程入院しました。 しかし、退院してからも芦田には今もずっと苦しめられています。 あれからパソコンを打つときや、時計を見る時など、いちいち 手の甲を見る度にあの芦田の鬼のような形相が思い浮かぶのです。 B! LINEへ送る - Part 30, 洒落怖 人怖