洒落怖超まとめ

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危なかったな

   

450 名前: ホテルマンです。 04/02/28 08:47
皆様おはようございます。
このお話はM添乗員さんから聞いたお話です。
大O県 O府での出来事です。
Mさんはチェックインを済ませ頂いたお部屋に入り、宴会も19時からと思い軽くシャワーを浴びた。
そして、髪を乾かしていると鏡に窓が映っていた。
Mさんは、ふと、その鏡に映った窓を見ると下の方に手が見えた。
そして、後ろを振り向くと窓には手は無かった。
しかし、Mさんは違和感を覚えた。
それは、鏡にはどう考えても窓は映らないはず・・・
鏡を見たが窓は映ってない。
Mさんは、連添で疲れているんだと思いさっさと髪を乾かし、早めではあったが宴会場にいった。
宴会も終わり部屋に戻った。
明日も早いので寝ることにした。
しばらくして、風で目を覚ました。
Mさんは、おかしいな窓開けたかなと思いつつベッドから起きあがった。
ふと、鏡に目がいった。Mさんは、自分の目を疑った。
その鏡には、窓が映っている。絶対写るはずもない鏡が・・・
さらに、窓からはい上がって来る女性が窓から入ってこようとしていた。
Mさんは、恐怖のあまり声が出ず体も思うように動けなかった。
その瞬間電話が鳴った。Mさんは電話の方へ目をやり、鏡の方へ目を戻した。
鏡は何も無かったように普通に戻っていた。
Mさんは夢かと思い電話を取った。
”もしもし・・・”、”危なかったな”と男の声がして電話が切れた。
Mさんはまた恐怖が湧いてきた。
部屋の電気を全てつけ、テレビもつけて窓を閉めようと窓に手をかけた瞬間・・・
あの女性がMさんに抱きついてきてMさんはそこから記憶がないと・・・
Mさんは窓から落ちていた。幸い3階だったため足の骨とろっ骨を3本折っただけでった。
噂によると、このホテルに泊まっていた新婚さんが1204号室の窓際で景色を見ていて
手すりがもろくなっていて女性だけが落ちて即死したそうです。
そして、男性は”おう、危なかったな”と言ったそうです。
Mさんが泊まったお部屋は304号室だったそうです。

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