ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 21-30 > Part 24 > 古着 2016/04/15 62 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/01/14 21:38 一昨年くらい都内の某古着屋で皮のコートを買った。 何か気に入って、その冬結構着て歩いた。 ある週末、友人と会う約束をして六本木へ。 当然そのコートを着て出掛けた。 外人もよく来るクラブで夜を過ごし、遅い時間に部屋に戻った。 かなり酔って帰ったので、コートを着たままベッドに。 そして眠ってしまったのだが、恐ろしい夢を見た。 暗く人気の無い路地裏で、白人女性をメッタ刺しにする夢だ。 べっとりと汗をかいて目が覚めると、すでに正午近くだった。 手に感触が残っているような気がして、思わず手のひらを眺めた。 その時だった。 63 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/01/14 21:39 強烈な体臭が鼻を突いた。 腋臭とか汗とか、そんな臭い。 信じられないことに、着たままのコートから臭いたっている。 思わず脱いで確かめようとしたら、裏地に古くなった血のようなシミが。 買った時には臭いも汚れもなかったはずなのに。 多分そういうことだ。 前の持ち主に執り憑かれる前に、そのコートは処分した。 B! LINEへ送る - Part 24, 洒落怖