はっきりした設定は忘れた。
寮生活をしていた外国の大学生(?)の話。
ある大学生Aは、20人が入寮している寮に住んでいた。
寮は大学から7kmほど離れたひっそりとしたところにあった。
その寮は4人一部屋で、AはBとCとDの4人と同じ部屋で寝泊まりの生活を共にしていた。
ある夜、寝ているとAさんは急に尿意を催して目が覚めて、トイレに行った。
トイレから帰って来て時計を見ると、午前2時30分を廻ったところであった。
『まだこんな時間か・・・』
Aは、また眠りにつこうとした。が、あることに気付いた。
隣のふとんにBがいない。
玄関を見にいくと、Bの靴が無かった。どこかへでかけたようだった。
『こんな遅くに、どこに行ったんだろう?』と思ったが、疲れていたため気に留めず、その夜は寝てしまった。
次の夜も
その次の夜も、
またその次の夜も、Aが夜中に目をさますとBはいなかった。
AはBが夜中に何をしているのかとても気になっていた
ある日Aは、Bが夜遅く寮を抜け出した時に、気付かれないようにあとをつけることに決めた。