ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 1-10 > Part 7 > ことり沼 2016/03/21 973 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/09/05 03:44 ID:MboWOdYo ことり沼 富山県のどっかに、ある沼があるそうです。 地元の人からは「ことり沼」と呼ばれていました。 20年ほど前に、ここで子供がおぼれて死ぬ、という事故がありました。 AくんとBちゃんが学校から帰る途中にBちゃんが沼に落ちたのです。 Aくんは「助けを呼んでくる!!」と言って走って行きましたが、 後ろからはBちゃんの「Aくんたすけて」という声が絶えず響いていました。 Aくんが助けを呼んできたときにはもう既にBちゃんは死んでいました。 おかしいのがその死に方。目を見開いてものすごい顔をして死んでいたそうです。 974 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/09/05 03:46 ID:MboWOdYo そして、20年後。Aくんはもう結婚し子供がいました。 その日は、一人息子C太の誕生日でした。AくんはC太のために、 ケーキとプレゼントを買い家路を急いでいました。 すると、行きはしていなかった工事をしていて、 来た道に「通 行禁止」の看板がたててありました。 その道を塞がれてしまうと、あの沼のある道を通 らなくては行けなくなります。 Aくんもあの記憶が決して消えたわけではありませんでした。 そしてイヤイヤながら沼の横を通 ったその時「助けて、助けて」と言う声が聞こえてきました。 Aくんは沼の方を見ないようにし、全速力で走り去って行きました。 家に帰るとC太がいません。 妻に「C太は?」と聞いたら妻は答えました 「ことり沼いったよ、あの道通 ってきたんでしょ?C太いなかった?」 その日は20年前のBちゃんの命日でした。 B! LINEへ送る - Part 7, 洒落怖