ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 1-10 > Part 6 > しがみつく女 2016/03/20 177 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/07/05(木) 07:46 ずっとROMオンリーだったのでひとつばかりお話を書いていきます。 これは自分が体験した実話です。 もうかれこれ8年ほど前の出来事なのですが、用事で池袋へ出かけ家に帰ろうとパルコの前を歩いていました。 自分はけっこう下を向いて歩く癖があるのですが、向かいから人が来たのでフッと目線を上げました。 その瞬間自分は金縛りにあってしまい その人から目線をはずせなくなってしまいました。 その人は、スーツ姿の20台後半位の サラリーマン風の人だったのですが、肩の所に額から血を流したすごい形相の女の人が しがみついていたのです。その人は自分に「なに人の顔じっと見てんだよ」といわんばかりに ガンをつけ通り過ぎていきました。 どうしても気になってしまいそっと後ろをふりかえってみると 血だらけの女はかたにしがみついたまま、首だけ後ろを振り返っていてしっかりと目が合ってしまい しばらくの間、自分はその場所から動くことが出来ませんでした。 そしてその夜・・・ 布団に入りうとうととしかけた時にやはり彼女はやってきました。 何の前触れもなく自分の部屋の 天井一面の大きさで、あの血だらけの顔で・・。そして低い声で「あいつにだまされた」「くやしい」 と訴えてきました。自分はもう目をつぶり夜が明けるのをずっと待ってました。 ちなみにその後は一回も来てないです。 B! LINEへ送る - Part 6, 洒落怖