ばあさんのつぶやき
437本当にあった怖い名無し2021/08/17(火) 13:58:36.53ID:RDMsi9Gt0
俺が3歳の頃、母方のお爺ちゃんが亡くなったんだけどさ
俺が生まれる前から肺ガンで、一度呼吸が止まったとかで近くに住んでる親族が集められて
お爺ちゃんに声をかけてあげてください。とか言われた感じで
大人たちがいろいろ静かに声をかけてたのを覚えてる
その後、なんかのタイミングで病室に俺とおばあちゃんだけになったんだよね
そしたらおばあちゃんがお爺ちゃんに
「しぶといねえ。早く死になよ」
とか言ってるの
「アンタが死ねば○○(俺)とももっと遊んであげられるのにねぇ?」
「おじいちゃんが死んだらばあばと一緒に暮らそう」
と言われたのは笑顔とともに鮮明に覚えてる
翌日お爺ちゃんは亡くなり、一人になったおばあちゃんは俺にしきりに会いたがったらしいが
そもそも祖父母と俺の母親は親子仲があまり良くなく
俺もあんまり母方の祖父母に遊んでもらってないから懐いてなかったとかで
そんなに親密にすることもなく、中学に入る頃お婆ちゃんも亡くなった
あの病院の記憶は子供にありがちの妄想を現実の出来事だと思いこむ奴だろと思ってたんだが
最近、祖父母は何度も離婚騒動を起こすくらい仲が悪く
そんな家庭だから母とも絶縁レベルで仲が悪く、結婚式にも来ていないと
俺が産まれてからは手のひら返して会いたい会いたい言い出したが
祖父の病状悪化で、病院の送り迎え等によりほとんど自由に動けなかったらしい
母親も、ぶっちゃけ会わせたくなかったんだと
その話を聞いて、あの記憶が事実だったと確信して背筋が凍ったよ