俺もそーゆー話を聞いた。
だけど俺は、3秒くらいしか意識が無い、と聞いた。
↓はその話ね。
時は19世紀のヨーロッパ、数々の犯罪を犯した男が捕まった。
その男は確かに数々の犯罪を犯していたし、その中には、
聞いてしまったら吐き気をもよおすのもある。
だが、その男には病気の妻と子供達がおり、
しかも、自分自身も仕事が出来ないような病弱な体だった。
だから犯罪に走るのも仕方なかったかもしれない。
しかし、だからと言ってそんな理由で罪は軽くならない。少なくとも当時はそうだった。
そして、無情にも彼は、ギロチンの判決を下された。
だが、そんな時、ある科学者が哀れな男に取り引きを持ち掛けた。
内容は、
「私は今、果たして人間が首だけでどれだけ生きられるのかが知りたい。
キミがギロチンに架けられ、首だけになったら、私の質問に答えて欲しい。
もし喋られなかったら、「YESが瞬き一回」、「NOが瞬き二回」で反応してくれ。」
と言う物だった。そして条件は「その後のキミの家族を保証しよう。」と言う事。
彼はどうせ自分は死ぬ身、その後の家族が安泰なら、そんな事はお安い御用だ。
と、その取り引きを受け取った。