ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 1-10 > Part 7 > ヤカン 2016/03/21 586 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/08/14(火) 14:48 学校を風邪で休んだある日、私は家族の帰りの遅いカギっ子だったから 昼間一人で寝込んで過ごしていました。 案外に直りが早く食欲も復活し、学校行きゃよかったよな、などと思いつつ 手軽にしゅっとインスタントラーメンでも食べようと台所に向かいました。 普段料理をしない自分はようやっとヤカンを探し出し、何やら普段より汚らしく 感じたそれを水ですすごうとフタを開けると、 長く黒い髪の毛が底を隠してしまうぐらいビッシリと入っていました。 私はそれを思わず真顔で見つめました。家族には長い髪の者はいなかったから・・・ しかしすぐに私は手の動きを緩めることなく、ヤカンに水を勢いよく入れて 髪の毛もろとも三角コーナーに流してしまいました。 心の中で異常を認めるのが恐ろしかったのです。(昼間、一人だし・・・) それで湯沸かして予定通りカップラーメン食ってさっさと寝ました。 B! LINEへ送る - Part 7, 洒落怖