霧雨が煙っていかにも出て来ますって夜に、俺は彼女と友達カップルとそこへ
都内のあるスポットに侵入した。
そこは俺の地元にある有名な廃屋で、何年か前にそこの家主が借金苦で一家心中を
企て、家族をそれぞれの部屋で殺した後に、自分は玄関で自殺したという場所。
玄関からはさすがに入れないので、茶の間の開いてるガラス戸から入った。
次の瞬間、目の前に広がってきたものは、無数のフランス人形。
こんな所になぜと思ったが(゚Д゚)ハァ?、気にせず奥へ。
まず長女の部屋へ進んだが、TOKIOのポスターなどが張ってあり
中は生活感があふれていた。
恐る恐る押入をあけると血が飛び散ってて、ここではなにもみなかったが
妹の部屋に入った瞬間、誰もいないはずの家なに、人の気配が渦巻いた。
引きずった時に出来たであろう血の跡が、床や壁の至る所に出てきて
それが余りに生々しく感じ、恐くなったので出ようとした所、
玄関の前を通った時に、青白い顔した男が玄関から俺らのほうに
ナタを振りかざして追いかけてきた…
それから一週間後に友達の彼女が死んだ。
次に友達が…
誰にも死んでほしくないから場所は書ない。