ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 11-20 > Part 14 > 中古レコード 2016/03/31 237 名前:235 投稿日:02/05/31 03:24 >>236 ある日、中古レコード店に一人の客が 来て「このレコードの 雨の日と月曜日は」のところの部分に何かを引っ掻くような変な音が入っている、と言ってきた。 実は そのレコードの前の持ち主とは... ある高校(中学?)の放送部に所属する一人の女子学生が 放課後一人放送室に残って 大好きなカーペンターズのレコード「雨の日と月曜日は」を時間の経つのを忘れ繰り返し聴いていたら、 なんと用務員のおじさんが 中に誰もいないと思い、放送室の鍵をかけてしまった。あせった女子学生は 「まだここにいるんです、あけてください!!」と何度も叫んだけれど 扉が厚いせいかおじさんには聞こえない。 こんなところに閉じ込められたら1ヶ月以上は出てこれない。明日からは夏休みが始まるのだから。 女子学生は必死でドアをたたき、叫び... 夏休みが終わり、学校が始まった朝の日 放送室からは 一人の女学生の死体が発見された。 その少女の手の爪は壁を引っ掻いたらしく 剥がれていた。 と、こんな感じだったかな。他にも怖いのあったけど このエピソードのが一番怖かったので今でも覚えてる。 テレビの怖い話より 暗闇で一人聴くラジオの怖い話のほうが もっと怖さの度合いが大きいと思った。あの頃録音しておけばよかったのにな、と思う。 B! LINEへ送る - Part 14, 洒落怖