ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 11-20 > Part 11 > 事故現場に立つ女 2016/03/26 120 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/22 13:37 私がまだ小学生で、家族みんなで車で夜、里帰りしているときでした。 田舎で街灯も少ない道で、事故があったらしく、 衝突した形でほぼ全壊した車2台と、警察官数名が何か作業していました。 その警察官達をボーっと眺めている様な感じで立つ女性が一人おりました。 そのまばらな街灯と警察官の持つ懐中電灯だけで薄暗く、その事故車さえ判然としないなか、 その女性だけがボンヤリと明るくはっきりと遠目にも見えたので、まず変だと思いました。 そして、その横を通り過ぎようというとき、車の窓越しに見たその女性の顔が見えたのですが、 それは、何か虚ろな表情で、ただゾッとするほど青白く血の気が失せた顔でした。 通り過ぎた後、母が「今ンと何かいな。おかしかねぇ。おかしかねぇ。」(九州人です) と父に言うと、「バカ。幽霊とかいるか!」と真顔で怒るように言いました。 まだ、誰も“幽霊”など言っていないのに… 普段から、そういう話を信じずバカにしている父の反応だっただけに、 やっぱり、見えてたんだと、後から怖くなってしまいました。 これで、おしまいです。 悪文、要領を得ずすみませんでした。 なお、30年近くたった今、母は、 「あれは狐か狸やね。絶対。」と結論を出しております。 B! LINEへ送る - Part 11, 洒落怖