- 655 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/09/05 20:31
- 「ナテタウラユオイツイヨウランデヤ…」、何これ?
意味がわからん。
- 665 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/09/05 23:09
- >>537から続いている話らしいが、句読点が無いから読み辛い・・・。
[意訳]
僕(タケオ、小学3年生)の身に5日連続で起きた怪異。
第1夜 12月25日
風がやたら吹く夜、なかなか寝つけないでいると、
不意に、外から何人もの女性の声が合わさった様な気味の悪い声が聞こえてきた。
「タケオータケオータケオー」
その声は自分を呼んでいる。
突然聞こえて来た謎めいた声に震え上がり、布団を被り耳を塞いで眠りについた。
ようやく熟睡出来たころ、
突然ベッドのスプリングが跳ねだし、飛び起きてしまった。
「!?」
訳が分からずにいると、玄関のドアが開く音がした。
(こんな時間に誰だろう・・??)
- 666 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/09/05 23:09
- [続き]
ギシッ
足音が聞こえた。
その音は、自分のいる2階の部屋にゆっくり近付いてくるようだった。
(お願いだから二階に来ないでっ)
だが、僕のその願いもむなしく、部屋の扉を何物かが開ける。
急に部屋が冷えこんだ感じになった。
「タケオ・・・・」
近くで声が呟く。
僕は布団に包まって震えていた。
突然、僕の顔にひんやりとした手が触れてきた。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
我慢できずに悲鳴を上げてしまった。
悲鳴を聞いて、親がびっくりした様にかけこんできた。
僕はただ恐くて泣きじゃくってしまった。
顔に触れた冷たい手は、何処にも無かった。
その夜は親と一緒の部屋で寝た
全てを夢だったと言う事にして・・・・
第2夜に続く。
- 667 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/09/05 23:10
- [意訳]
第2夜 12月26日
翌日、学校からの帰り道、ゴミ捨て場に 一体のフランス人形とマトリョーシカ
が捨ててあるのに気付いた。
何年も使ったようなフランス人形と 何処となく不気味さを感じるマトリョーシカ・・・
嫌なもん見ちゃったなと思いながら家に帰った。
夜、昨晩のあの無気味な出来事を思い出し不安になりながらも、眠りについた。
・・・真夜中、 突然胸に痛みを感じ起きた。
何処からか不思議な音が聞こえてきた。
キィーキィー・・・・
昨日の声とは違う音。
恐くなった僕はベッドから手を伸ばして電気をつけた。
明かりの中、机の上に妹が並べている人形が見えた。
・・・あれ???何か変だ。
・・人形たちのなかに、見なれない一体があるのに気付いた。
帰りに見たフランス人形だった。
- 668 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/09/05 23:11
- [続き]
と、
フランス人形が突然、床にふわりと降りた。
次に、人形の目が少しづつ赤く染まり、赤い液体のような物が流れ出てきた。 液体は、見る間に部屋じゅうに広まり、全てを赤く染めてしまった。
僕は、金縛りにあったように硬直したままその様子をじっと見つめていた。
やがて、人形は少しづつ僕に寄って来た。
いつの間にか、その側にマトリョーシカがいて、同じ様に僕に向かって寄ってきていた。
「ナ・・・テ・・・タ」
人形から声が聞した。
「ネ・・・サイ」」
「ウラ・・・ユ・・オ・・イ」
キィーキィー・・・・
さっきから鳴る謎めいた音と声が反響しだす
僕は、パイプベッドの上から、 ここまでは来れない筈だと思いながら必死に恐怖に耐えていた。
突然、何も見えなくなった。
聞こえるのは声だけ。
「ツ・・・イ・・・ヨ」
「ウ・・・ラ・・ンデヤ」
キィーキィー
音と声がこだまし、訳が分からなくなった。
・・・ 気付くと、部屋は普通に戻っていた
外を見るとも空が白々と明けようとしていた。