ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 11-20 > Part 14 > 友人からの電話 2016/03/31 259 名前: 投稿日:02/05/31 21:16 僕と友人Nの体験です。 友人Nは、とても明るい性格で、いつもニコニコしている元気な子でした。 高校を卒業してからも細々と連絡を取り合っていたんですが、 どちらからともなく連絡はやがて途絶えてしまいました。 やがて5年程たったある日、突然Nから電話がかかってきました。 その時、どこで番号を調べたのかという素朴な疑問は、 久しぶりの電話の喜びで思い浮かびませんでした。 しかしNの声は高校時代の温厚な雰囲気は全くありません。 元気のない疲れきった声で語ります。 「久しぶり。元気?最近あたしは調子悪くて。 なんか久しぶりに話したくなっちゃって電話しちゃった」 僕は懐かしさよりも不思議で奇妙な感覚に襲われていました。 するとその時、僕の家のチャイムが鳴り響きました。 その鐘の音がNにも聞こえたらしく、 「誰?!誰かきたの?!」 と急に怒鳴り出しました。なんでそんなに怒るのかな、 と思いながら、僕は受話器を持ったまま玄関へ向かいました。 260 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/31 21:17 ドアを開けると、なんとそこにはNが立っていたのです。 僕はNが携帯で電話をしながら来たと思ったのですが、 彼女の手には何も握られていません。 僕が目を見開いて入ると、玄関に立つNが驚いたように 「どうしたの?そんなに驚いた?!」 と、あの高校時代と変わらないNの明るい声が響きました。 僕が混乱していると、今度は電話の受話器からのNが言いました。 「チッ、もう少しで殺せたのに」 そう言うとブチッと電話は切れてしまいました。 そして受話器をおいたやいなや、受話器が爆発したのです。 この話をすぐさまNに話しました。 Nは、なんだか胸騒ぎがして仕方が無かったそうです。 それですぐに僕の住所をしらべて訪問してくれたそうです。 あのまま電話のNと話しを続けていたら、 僕の頭は爆発でコナゴナになっていたでしょう・・・。 264 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/31 21:28 >そして受話器をおいたやいなや、受話器が爆発したのです。 手はどうなんだよ(w B! LINEへ送る - Part 14, 洒落怖 電話