大学生の頃、ファーストフード店でバイトしてた時の話
先輩に3か月勤務して3か月休む。それからまた3か月勤務して・・ってのを繰り返してる人がいた
バイトリーダーからは使いにくいって嫌がられてたけど店長の知り合いってことで雇われてた
自分はその先輩と組まされることが多かったんだけど個人的な印象としてはちょっと暗いけど普通の人
暇な時とか無言なのもあれかなと思ってちょくちょく話しかけてた
それで休んでる時は何をしてるのか、ある日聞いてみた
「旅行行ってるんだよ」
「海外旅行とかですか」
「いや、国内だけだね」
「観光名所めぐりとかですか」
「そういうのは全然興味なくて」
「適当に日本地図にダーツ投げてそこにいくとかですか」
「まぁ、近いかも」
「行ってからその土地のいいところを自分で探す的な?」
「うーん、どうなんだろ」
「・・・旅行先で何してるんですか」
「石を集めてるんだよね」
「パワーストーンとかですか。自分も集めてますよ」
「それとはちょっと違うかなぁ」
「原石収集とか、鉱物収集とかですか」
「うーん」
「もしかして奇石収集とかですか」
「あー、それに近いかも」
「渋いっすね」
先輩に3か月勤務して3か月休む。それからまた3か月勤務して・・ってのを繰り返してる人がいた
バイトリーダーからは使いにくいって嫌がられてたけど店長の知り合いってことで雇われてた
自分はその先輩と組まされることが多かったんだけど個人的な印象としてはちょっと暗いけど普通の人
暇な時とか無言なのもあれかなと思ってちょくちょく話しかけてた
それで休んでる時は何をしてるのか、ある日聞いてみた
「旅行行ってるんだよ」
「海外旅行とかですか」
「いや、国内だけだね」
「観光名所めぐりとかですか」
「そういうのは全然興味なくて」
「適当に日本地図にダーツ投げてそこにいくとかですか」
「まぁ、近いかも」
「行ってからその土地のいいところを自分で探す的な?」
「うーん、どうなんだろ」
「・・・旅行先で何してるんですか」
「石を集めてるんだよね」
「パワーストーンとかですか。自分も集めてますよ」
「それとはちょっと違うかなぁ」
「原石収集とか、鉱物収集とかですか」
「うーん」
「もしかして奇石収集とかですか」
「あー、それに近いかも」
「渋いっすね」
どうぞ
自分はその頃、パワーストーン集めに凝ってた
それでその日、頼み込んでバイト終わりに先輩の奇石収集を見せてもらうことになった
0時すぎ、掃除終わって徒歩で先輩のうちに向かった
で、体に異変が起きた
歩いているとやけに体がだるくなって特に頭が異常に重く感じた
自分は風邪もほとんど引いたことがない超健康優良児でおおきな怪我や病気の経験も皆無
だから自分の身に何が起こってるのか本当に分からなかった
最初はゾンビみたいに前かがみになりながら歩いていたけどそれもつらくなって
結局赤ん坊のようにハイハイで歩いてた
先輩はそれを見て心配そうに見てた
自分は体の丈夫さだけは謎の自信を持っていたので
そんな状況になっても人に助けを求めるという選択肢が頭になかった
今なら、馬鹿じゃないか、と分かるのだからパニック状態になってたのかも
それでもどこかのコンビニの駐車場に着いたところで
「用事思い出したので止めておきます」とようやく言った
先輩は「それがいいかも」と言って足早に去っていった
最悪、コンビニに飛び込んで救急車よんでもらおうと思っていたら
先輩が去ると次第に回復して5分後には元通りの健康体に
先輩を追いかけようかと迷ったけどやっぱり止めた
それでその日、頼み込んでバイト終わりに先輩の奇石収集を見せてもらうことになった
0時すぎ、掃除終わって徒歩で先輩のうちに向かった
で、体に異変が起きた
歩いているとやけに体がだるくなって特に頭が異常に重く感じた
自分は風邪もほとんど引いたことがない超健康優良児でおおきな怪我や病気の経験も皆無
だから自分の身に何が起こってるのか本当に分からなかった
最初はゾンビみたいに前かがみになりながら歩いていたけどそれもつらくなって
結局赤ん坊のようにハイハイで歩いてた
先輩はそれを見て心配そうに見てた
自分は体の丈夫さだけは謎の自信を持っていたので
そんな状況になっても人に助けを求めるという選択肢が頭になかった
今なら、馬鹿じゃないか、と分かるのだからパニック状態になってたのかも
それでもどこかのコンビニの駐車場に着いたところで
「用事思い出したので止めておきます」とようやく言った
先輩は「それがいいかも」と言って足早に去っていった
最悪、コンビニに飛び込んで救急車よんでもらおうと思っていたら
先輩が去ると次第に回復して5分後には元通りの健康体に
先輩を追いかけようかと迷ったけどやっぱり止めた
転載元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?367 (5ch.net