ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 21-30 > Part 22 > 扇風機 2016/04/08 150 名前:七誌 投稿日:02/11/13 16:06 この話は先日長野県の某温泉に行ったときの話です。 その日はホテルが一杯だったので、近くの古い乗務員専用の旅館に泊まりました。 通された部屋は、広さはそこそこだったんですが、よくあるパターンでエアコンも扇風機もありませんでした。 仕方ないので、 窓を開けて寝たんですが、いくら長野といっても結構暑くて、なかなか寝れなかったんです。 ウトウトしていると、冷たい心地いい風が吹いてくるじゃありませんか。 「冷たくて気持ちいい・・・・」 眠りながら ふと、気づきました。 窓と反対のほうから風が吹いてくるんです。 続く 151 名前:七誌 投稿日:02/11/13 16:06 うっすら、目を開けると、戦前に使ってたような古い扇風機がまわっていて、 その横に思いつめた顔をした15~6才の着物を着た女の子が座ってるんです。 恐くても、目が釘付けで、体も金縛りにあったように動きません。 そして、 その女の子は、扇風機のまわっている羽に、手を突っ込んだんです。 バギバギって音がして、血が部屋中に飛び散って、私の目の前に千切れた指が飛んできて落ちたんです。 私はそのまま失神してしまったのか、気がついたら朝になっていました。 いったいあれは何だったのでしょうか? B! LINEへ送る - Part 22, 洒落怖 ホテル・旅館