ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 1-10 > Part 8 > 気持ちの悪い男 2016/03/22 3 名前:転載 投稿日:01/09/03 18:43 ID:G3VWvSfQ 「気持ちの悪い男」 会社の近くの博物館に昼食を食べに出かけた。 博物館の中の喫茶店は、おいしいけどみんなに知られていない せいか、あまりこんでいないからゆっくり食べれるので、 数回来た事がある。 いつもは、ロビーの近く席だけど初めて窓側の席に案内された。 席に座ると、視線を感じたので右側を見た。 ひとつ隣の席に暗い男がじっとこちらを見ていた。 顔は青白く、髪は顔の半分ぐらい覆いかぶさって 表情ははっきり見えなかったが、こちらをじっと見ていた。 サイコみたいな感じでかかわりあいたくないので無視しようと 思ったが、なんか気になるのでつい、チラチラ見てしまった。 相手は、こちらをじっと見ていた。 その表情は、何かおどおどしているようでもあり なんだかこっちを小ばかにしている感じもした。 4 名前:転載 投稿日:01/09/03 18:44 ID:G3VWvSfQ 「気持ちの悪い男2」 変なやつだなぁと思っていたが、 もっと変なことに気づいた。 彼は、私と同じ服を着ていた。 よく見ると、彼のいる場所は、一面鏡張りになっていて そこに私が写っていたのだった。 こんな風に人に見られているのかと思ったら、 情けないやら、悲しいやらで・・・そのまま鏡を見つめていた。 鏡の中の気持ちの悪い男はにやりと笑った。 確かに、にやりと笑った。 B! LINEへ送る - Part 8, 洒落怖