ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 1-10 > Part 10 > 池袋のホテルにて 2016/03/25 23 名前:その1 投稿日:02/01/28 21:14 今から7年程前の事です。 出張で、知名度の高いPホテル(池袋)に宿泊した時のことです。 私は気配がする...位を察する程度で、特に強い霊感等は持ってませんでした。 私が宿泊した部屋は913号室、 (ダブルベッドルームのシングルユースという形での宿泊でした) 隣室は先輩が宿泊する部屋でした。チェックインを済ませてドアを開けた瞬間です。 今まで感じたことのない妙な感覚がしました。 それでも気のせいだろうと特に深く考える事はありませんでした。 しかし、夜のことです。 やっと寝付けた時でした。 男の人がすーっと部屋に入ってきました。 それも、私は目を閉じて眠っているのに見えるのです。 男の人は日本人では無いようでした。 そして、ベッドの端に、それも入り口が見えないように背を向けて 眠っている私の背後にきてそこから顔を覗き込んだかと思うと、 今度は私の前面に回り込んできたのです。 と、いきなり、 首を絞めるように手を伸ばしてきたのです。 その形相はとても恐ろしいものでした。 恐怖のあまり目を覚まして起き上がると、彼は消えてました。 あまりの恐しさに、先輩に電話をかけて助けを求めようとしましたが、 電話は枕元から離れた所、しかも鏡の前だった為できませんでした。 24 名前:その2 投稿日:02/01/28 21:14 朝、朝食をとるために迎えにきた先輩は、 私の顔を見るなり驚きの声をあげました。 先輩には朝食をとりながら昨夜の出来事を話しました。Pホテルには連泊でした。その日の社用を終え、会社にいる霊感の強い先輩に 前夜の出来事を話すと、先輩は対処法を教えてくれました。 その指示に従ったところ、雰囲気は相変わらずでしたが 前夜よりは落ち着いていられる事ができました。 そして0時をまわったころです。 先輩の部屋との間の壁が強くドーンと叩かれる音がしたのです。 かなりびっくりしましたが、先輩が悪戯でもしたのかもと思い、なんとか眠りました。 しかし、翌朝です。先輩が私に 「おまえ、昨夜何で壁をノックしてたんだ?」 と聞くのです。 私はノックなどしてないと言い、 「先輩に壁を叩いた?」 と聞きました。先輩はしてないといいました。 ぞっとしました。 B! LINEへ送る - Part 10, 洒落怖 ホテル・旅館