ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 1-10 > Part 9 > 泥棒 2016/03/24 68 名前: ◆toz7nPdA 投稿日:01/11/20 03:40 自分は家で猫を飼ってるんです。 で、猫が家を自由に行ったり来たりできるように ドアの下端にちっちゃい穴をあけてるんです。 まあ、猫一匹すんなりと入れる穴が。 もちろん、そのドアには鍵とかがかけられないので プライバシー(藁)を守るために、鍵みたいな役割を果たしてくれる スノコを使うわけです。 スノコというのは直径1m、幅50cmのごく普通のスノコです。 それをドアとドア(出入りのドアと、押入れのドア)の 押入れ側の前のドアに、ドアとドアの間にはさむように入れるんです (文章下手なのでわからないですよね・・まあ、これでロックができると思ってください) そして自分の家のカーテンはすべて光を遮断してくれて 外からは、全然明かりが見えナイといった具合でした。 で、ある日家族がたまたまいないときのことです。 まあ、普通に過ごして、寝てました するとです。お風呂の所から窓ガラスが割れる音がするんです 続いてドアを引く音が(古いので音がします) もうこの時点でわかりきってました。 これは泥棒だ、と。 考えられない恐怖が襲ってきましたが、自己防衛はしなくてはなりません そう、そのスノコを使ってドアに鍵をするんです。 69 名前: ◆toz7nPdA 投稿日:01/11/20 03:41 しばらくたってから、(すごく長く感じましたが) 何も音がしなくなりました。(もう行ったのかな?) (金目のモノとって行ったかな?)などなど もう怖さで頭が麻痺しそうでした。 と、次の瞬間 ドアを泥棒が引こうとしたんです。 でもドアにはスノコがかかってるので開くはずがありません。 泥棒は力を込めてこじ開けようとしました 猫の出入り口に足を突っ込み、蹴り、こっちの部屋に入ってこようと泥棒はもがいていました 僕はもうダメだ。これで死ぬんだと、このとき感じました。 でもです。ホントなぜだかわかりませんが 自分、ここで枕をドアにおもっきり投げつけて 「殺すぞコラ―――――――――――――ッ!!!!」って叫んだんです 「殺すぞコラ―――――――――――――ッ!!!!」 3回ぐらいはさけんだと思います すると泥棒は玄関から慌てて逃げていきました 正直、これほど怖い思い出をするのはもうこりごりです。 B! LINEへ送る - Part 9, 洒落怖