ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 11-20 > Part 13 > 牛の首(下書き) 2016/03/27 973 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/21 05:15 牛の首1(下書) 怪談をすると、「霊が取り憑きやすい」と言いますが、すぐに霊が取り憑いてしまう怪談も存在します。 私は学生時代に、牛の首という怪談を偶然聞いてしまいました。 その怪談を聞いた夜の事は、今でも忘れません。 私が家に帰り、布団の中で寝ていた時です。 「タッツ、タッツ、タッツ」と、不思議な音が聞こえてきました。 どうやらその音は、家の外から聞こえているようです。 私はあの怪談話を思い出し、怖くなったのでテレビをつけました。 でも、深夜番組を見ていても、「タッツ、タッツ、タッツ」という音は聞こえ続けます。 私はその音を気にしないようにし、テレビを見続けました。 でも、番組を見ているうちに、段々と音の事など気にならなくなってきたのです。 そのうちに私は、眠くなってきたのでテレビを消し、眠る事にしました。 ところが、私が目を閉じていると、段々とあの音が大きくなってきます。 まるで、何かが私に近付いてくるような気がしてきます。 私は何となく怖くなり、蛍光灯の小玉を点けました。 そして私は、「朝は早いんだから、すぐに寝ないと」と自分に言い聞かせたのです。 担任の先生に、遅刻や居眠りの理由を 「家の外で奇妙な音がしていたので、それが気になって、なかなか眠れなかったんです」 などと言おうものなら、どんな嫌みを言われ、みんなの笑い者にされるか分かりません。 私は何とかして、早く寝ようとしたのです。 その甲斐があったのか、私は少しの間、眠る事が出来ました。 しかし、すぐに目が覚めてしまったのです。 あの音は、もう聞こえてこなくなっていましたが、「シーン」と静まりかえった部屋に私は、何とも言えない恐怖を感じました。 こうなると、眠るどころではありません。 974 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/21 05:16 牛の首2(下書) 私は急いで、蛍光灯に付いている紐を、引っ張りました。 取り敢えず私は、部屋を明るくしようと思ったのです。 しかし、部屋は明るくなりませんでした。 私が何度、紐を引っ張っても、蛍光灯が点かないのです。 明るくなるどころか、蛍光灯の小玉まで消えて、部屋の中が真っ暗になってしまいました。 それで私は、「他の電気を点けよう」と思い、部屋を出て、階段の電気を点けたのです。 「何だ」 「ただ、あの蛍光灯が壊れただけだったのか」 私は何だか、安心してしまいました。 そして私は、「階段まで来たんだから、ついでにトイレに行こう」と思ったのです。 トイレに入っている時にはもう、私は怖い気持ちなどなくなっていました。 でも、トイレから出る時に私は、何気に鏡を見てしまったのです。 鏡には私の姿と、私に抱き付いている老婆の姿が映っていました。 すいません。 まだ、まともなオチを考えてないのに書き込んでしまいました。 B! LINEへ送る - Part 13, 洒落怖