もちろん、私の他に誰もいるわけがなく、めちゃくちゃ怖くって、台所の母に助けてってゆーのも言えなかった。
犬だと思ったから、動いたり大声上げたら噛み付かれると思ったんだよね。
で、父の帰宅の声が聞こえて、いつもどおり私を探し始めてくれました。
本当は直ぐに見つけられるんだろうけど、私のためを思ってか、父はいつも見当違いの
場所を探しては「いないなぁ?」って
やってくれるんだけど、その日ばかりは直ぐにでも見つけて欲しかった。
結局、ほんの数分後には見つけてくれてその時には既に犬の気配は無くなってたんだけど
怖くてしばらくはタンスに近寄れませんでした。
両親に話しても、タンスを開いて見せて「なにもいないよ?」って言うばかり。
その後、引越しをしてクローゼットがあるマンションになったので、タンスは処分したんだけど・・・。
子供の頃の体験談でした。