ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 11-20 > Part 20 > 葬式 2016/04/06 330 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/10/13 08:14 4歳の頃、祖父が死んだ。葬式に出て出官の時に「これからどこにいくの?」と 訊ねた私に「おじいちゃんを焼きに行くんだよ」と父。何の事だかさっぱりわからず 寝てしまい。気が付くと家に。しばらくして「ご飯よ~」と母。で、その時のメニュ が豚の生姜焼き。急に感極まった父が泣きながら食っているので、その肉を間違いなく おじいちゃんだと思って食べはじめた私。祖父が大好きだったので、私も泣きながら 「おじいちゃんおいしいね」と言うと父はさらに激しく泣き始めて、母が「おじいちゃん みえるの?」と私に聞くので、目の前にある肉が祖父だと確信している私は「おじい ちゃん目の前にあるよ」と答えると両親は二人で泣き出し、私も泣き出し、どうしようも ないお馬鹿家族状態に。(豚の生姜焼きは祖父の大好物だったのをしるのは10何年後) それから肉が我が家の食卓に上がると私は決まって「だれ?これだ~れ?」と聞いた そうだ。そのたび母は「だれじゃないでしょう・・・な~にと聞きなさい」と小言。 本当に恥ずかしい話だが、小学4年位まで肉は全て人肉だと思っていた。なぜか 給食の肉?(南蛮鯨)はベトナム戦争の犠牲者だと思っていた。だから手を合わせて いただきますと言うのだと思っていた。 B! LINEへ送る - Part 20, 洒落怖 葬式