ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 21-30 > Part 22 > 道案内 2016/04/08 14 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/11/11 00:29 去年の夏に先輩から聞いた話。 ある男性が恋人とドライブに出かけた帰りに 事故が頻発しているという山道を通った。 道はカーブが多く、あたりは真っ暗。 恋人は助手席でスヤスヤと眠っており、男性が車を運転していた。 すると、恋人が寝言で「次は右・・・」と言う。 確かに次のカーブは右に曲がっていた。 「次は左・・・」その次のカーブも彼女の寝言どおり。 男性は不審に思ったが、前に通ったことがあるのかな?と あまり深く考えずに運転を続けた。 「右・・・」 「右・・・」 「左・・・」 恋人の寝言は正確だった。 男性はだんだんボンヤリとしてきて、彼女の言うとおりに ハンドルを切るようになってきた。 「次は左・・・」 左か、と男性がハンドルを左に切った途端、 ヘッドライトにガードレールが照らし出された。その下は崖だ。 危ない!! 男性は驚いて急ブレーキを踏み、間一髪崖の手前で車は停止した。 すると、助手席の恋人が突然、男の声で叫んだ。 「ちくしょおお!!」 B! LINEへ送る - Part 22, 洒落怖