ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 1-10 > Part 8 > 金縛り観察 2016/03/22 31 名前:こわいです 投稿日:01/09/05 00:54 ID:JzW6K8AI ん年前・・私は腐れ縁のO君といつものように飲み、 いつものようにはしゃぎ語らい、そして終電もなくなりO君の家にタクシーで 帰りました。 部屋でHなビデオ、音楽などを聴きながらだべっているとO君が 「眠いからねる!」といい、さっさと寝息をかいていました。 O君の部屋は4畳半ですが、実際あいているスペースは一畳半ほどしかなく、 体の大きな二人がねるのはオイルサーデン状態になるしかなく 「こいつ足臭いのう」と思いながら一人ぼーっと音楽などを聴いておりました。 ものの一分もしないうちにO君が突然 「あ~あああああああ・・・・!!」とオペラ歌手を思わせる高音~低音へ わたる叫び声を張り上げ 「なにねぼけとんねん」っと思った私はむくっと起きあがりO君をみると、 体を小刻みにふるわせながら 「ふん・ふん・」と白目でうなっておりました。 32 名前:こわいです 投稿日:01/09/05 00:55 ID:JzW6K8AI 私は「ハ、ハ~ン ^.^ これが噂の金縛りか」ぴーんときてさらに観察しようとO君に近づき しばらく笑っておりました。 相変わらず白目でふるえているO君に私は 「やばいんちゃうん」と思いだし、O君を起こそうとしたその瞬間、 白目だったO君が目を見開き、(そのときのO君と私の顔の距離約30cm) 重力を無視したように起きあがり、腰をぬかして後ずさりする私を ものすごい形相で追いかけてきました。 私はパニックをおこし、 腰を抜かしているにもかかわらず戦闘体制に入ろうとしたとき、 O君は私の膝にしがみつき、一言消え入りそうな声で 「こ、怖かったあああ。」 二秒後・・・大爆笑している私をみながら 懇々と語ってくれました。 笑い泣きしながら聞いたことなので思い違い はあるとは思いますが、O君いわく、ベランダで白いドレスを着た女性が たっているのが見えた瞬間金縛りにあい 「うわあああ」と思ったとき 「そうや、ぷうう(私)がいてる、助けてもらおう」と必死になって声を 張り上げたそうですが、いつまでたっても助けてくれない私に愛想? をつかし、自力で金縛りをといたとのこと。 あとにもさきにも、 他人の金縛り?を観察できたことはラッキー?だったと思い、 今でも酒の肴にしている私です。(^_^)・・・・ B! LINEへ送る - Part 8, 洒落怖