彼のお通夜は郊外のど田舎の彼の家で行われたのですが、
当然、会社の人間も大勢集まりました。その中には当然前出の三人組も。
お通夜が終わり、会場である彼の家を出て、真っ暗闇につつまれた道を
会社仲間11人位で歩きました。
私の前を例の三人組みは歩いていたのですが、彼らの会話の内容はかなり不謹慎
かとも思える、「何も今言わなくってもいいだろう?」と思う故人に関しての
話をしてました。
と、その時。
ただでさえ交通量が少ない夜の田舎道。
前方からかなりのスピードで疾走してきた車が対向車線を飛び出し、狙い済ました
かの様に歩いている我々の列に突っ込んできたのです。
一瞬の事に訳も判らず暴走車になぎ倒される私たち。
何が起こったのかさっぱり訳が判りませんでした。
・・・あれだけ派手な事故だったにも関わらず、何故か私を含め
11人中、8人は全くの無傷&軽傷。
にも関わらず、前出の3人は即死でした。
今でもあんまり思い出したくない事故ですが、思い切ってここに書いてみました・・・