ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 31-40 > Part 38 > いい話 2016/04/29 69 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/17 04:52 私が中学生だった頃、父に連れられて親戚のおばちゃんの家に行った。 おばちゃんは若い頃結婚に失敗し、弟は戦争で死に、姉(父の母親)は先月肺ガンで 死んだばかりでアパートで一人暮しをしていた。 私が来た事をすごく喜んでくれて、お餅をいっぱい焼いて昔のお金をくれた。 でも正直、ごちそうとお小遣いを期待していたわたしはガッカリした。 おばちゃんの家のテレビが無くなっていることに気付いた父が「どうしたの?」と 尋ねると「お水をこぼしちゃって修理に出してるの」と笑って答てたのをよく覚えてる。 その夜、おばちゃんは倒れて帰らぬ人となった。 お通夜の時、「おばちゃんは貧乏だったからお餅と古いお金しかお前にやれなかったんだよ」と聞かされた。 後日テレビも質に入れていたことがわかった。 どうしてあの時、家にあるテレビをすぐに持って行ってやらなかったんだろうと父も後悔している。 おばちゃん、あのときはまだ子供で、がっかりしてゴメンね。 今なら週一回でもアパートを訪ねて寂しい思いをさせなかったのにね。 経済的にも援助できたのにね。 70 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/17 04:54 いい話だ。実に。 173 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/17 22:10 私が4歳ぐらいの頃。 父が仕事をせず、バクチで借金を作り 母を無理やり、飲みやで働かせた。 それまで、母に寝かしつけてもらっていた私は 毎晩、母親が出勤に行くと、大泣きをし 父親に「早く寝ろー!」と布団に押し込まれた。 そんなある日、真夜中にすっかり熟睡している私を 仕事を終えた母が「お寿司を買ってきたから、食べよう」と、 起こした。私は、凄く眠かったので テーブルに座らせながら、半分眠っていた。 「ほら、ほらお寿司だよ。おいしいよ。食べなよ」と 一生懸命、私を起こそうとする母。 そのまま、眠り込む私。 小さな子供を夜中に起こしてまで、お寿司をすすめた母。 きっと、お母さんも寂しかったんだね。 325 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/19 10:08 数年前、漏れが吉原で体験したこと。 入店して待合室に通されると、オバサンが数人の客と話をしていた。 スポーツ新聞を読みつつ聞き耳をたてていると、全盲の息子が筆下ろしをしたいと言うので 付き添いで来たらしい。 オバサン(以下母)は色々心配事を口にしていたが、話し相手の客数人は「大丈夫」「心配しなくていいよ」 となだめていた。 暫くたって奥から白杖持った青年と姫が待合室にやってきた。 革靴はピカピカで結構いい服をきている。この日のために揃えてあげたのだろう。 母はソファから飛び出して姫と軽く会釈したあと、「どうだった?いいこと出来た?」 青年「うん。よかったよ。このお姉さんのおかげで」 実は姫を指差すつもりが別の方向だったので、姫が素早く指した方向に移動。 母は顔をくしゃくしゃにして泣きながら「あんたよかったね~!!」と背中を何度もさすっていた。 客も拍手したり「よかったなあ」と激励していて、今まで無口だった893風の客まで立ち上がって 青年の肩をポンポン叩きながら「あんたも一人前の男になったぞ」と祝福していた。 姫も感動して泣いていた。実に素晴らしい光景。 涙腺の弱い漏れは新聞で顔を隠しながら泣いた。 B! LINEへ送る - Part 38, 洒落怖